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03'23(Thu) 不倫恋愛中毒依存症①―3
※”不倫”という言葉に嫌気を指す方・”性的描写””下ネタ”がありますので苦手な方は閲覧を控えてください。
それでも大丈夫というお方だけ反転してご覧下さいませ(*´∀`*)



今まで人生なんか退屈でつまらなかった。

どんだけ女と寝ても、ケンカ三昧やってもやっぱり変わることのない死んだような毎日。

だけど・・・

貴方が俺の前に現れたことによって、俺の人生が変わっていくんだ・・・


* * * * * * * * 


「ん・・・あぁあ!!」

五月蝿いほど耳に響く女の喘ぎ声と乱れた熱い吐息。
・・・実際、この女をこうさせているのは俺だけど・・・

「・・・ふっ・・・んあぁ、迂っ響・・・もっとぉ・・・っ!!」

彼女はそう叫び声のも似た声を上げると、すごい勢いで俺に抱きついてくる。
妙にそれが正直息苦しくて挿し込む前からしんどくなってくるんですけど・・・


女っていっつもそうだよな。


向こうから誘ってきたからちょっとそれに乗ってやっただけで快楽に溺れきって、激しく求めてくる。
俺は、暇潰しに女を抱いてるだけだから正直こういうのは勘弁。

それにほとんどの女が俺と寝ただけで”俺の彼女”を願ってくる。

俺にはその気はなくて、はっきりと相手が求めているものは俺には重過ぎると何回も捨てて、何回も泣かせた。

別に女を傷つけたことに罪悪感はない。
向こうが勝手に勘違いしてただけの事だから、別に俺に責任はない。
そういう考え。

そういえば、抱いた女が他の男の彼女だったりもして、何度もケンカになったこともある。
・・・まぁ最終的には俺が勝つんだけど・・・

別に自慢にしてるわけじゃないけどケンカで負けた事は1度もない。


あくまでも俺の中の女は”暇潰し”であって、”特別”なんかないんだから・・・

この時の俺はそういう冷めた考えしかない最低な男だった。



「・・・アンタ面白くないね・・・」

「・・・ふぇ・・・??」

俺の言葉に女が俺に密着させていた身体を離し、俺の顔を見つめてあからさまに頭に?のマークを浮かべてた。

「・・・ねぇ、俺にされるがままにされちゃってて面白くないの??」

「え・・・何言って・・・??」

「俺もうヤる気なくなったから教室に戻るわ。」

俺は自分の膝の上に跨っている女を退かすと、乱れた制服を直す。
女が俺を見てただポカーンと間抜けな表情をしてる。

今のその表情の方が、ヤってる時の表情よりもちょっと面白いかも・・・

「ちょっと・・・何言ってんの!?それに今更どうして止めるのよ・・・!!」

今まで間抜けた表情を浮かべていた女の顔が急に一変、困った顔をさせて俺を必死に引き止めようとしている。

「・・・どうしてって・・・アンタとのSEXが面白くなかったからに決まってるじゃん・・・」

「・・・っ!?!」

頬に衝撃が走った。

後からそこが熱くなってきて痛みを感じ出す。
女が・・・俺を打った、それくらいは理解できる。

「・・・っ、アンタって最っっ低!!」

俺を打った女は少し涙で潤んだ瞳で俺をきつく睨んでいた。
その表情を見たところで彼女に対しての罪悪感なんて生まれない。

何も感じない。

打たれた事に腹立たしいとも思わない。
何も感じない、そんな俺ってやっぱり可笑しい??

「アンタだって俺がそう言う男だって分かってて誘ってきたんじゃないの??」

俺の言葉に俺を睨んでいる女はハッとした顔をして無言のまま俯いてしまう。
・・・ほら、図星。
分かってんなら最初っから俺の事求めなくてもよかったのに・・・

「・・・まぁ、制服直しなよ。」

俺は去り際の挨拶もせずに彼女の元から去っていく。
ふいに彼女の声が聞こえたような気がしたけど、振り返ることはせずにそのまま階段を下りていく。

やっぱり女はみんな一緒だ。
”特別”や”愛おしい”と思える女なんていない・・・

もし、いたとしてもそれは奇跡に近いことだな・・・

俺ってこんなことしてながら結構女嫌いだったりして。
なんかそれも在り得ないわけもないけど・・・いや、多分簡単に足広げる女ばっかり見てきてるから見下してしまってるだけなのかも・・・

そう考えると余計に、いつか自分が真剣に愛せる女が現れることすら怪しく感じてしまう。


何階もの階段を下りて、しばらく廊下を歩いていると自分の教室が見えてくる。
教室までまだ少し距離があるというのに、騒ぎ声が耳に入ってくる。
自分の距離が教室に近づくほどその騒ぎ声が更に大きく聞こえてくる。

教室の前までくれば、賑やかというより五月蝿い・・・
俺は同級生が賑わう教室のドアを開き、中に入る。

「あっ!きたきた!!おーーーい、響ーー!!」

教室に入ると、五月蝿い同級生達の中で自分を呼ぶ声が聞こえて、声がした方に視線を移すと、笑顔で俺に思いっきり手を振っている1人の男子が嫌ってほど視界に入る。

俺は、笑顔で手を振る男子の元へと歩み寄っていく。

「・・・よぉ、元気してたか?明良雅斗君。」

「はいはい、黒咲迂響君・・・って君~、こんな早々から授業サボってまた屋上プレイでも楽しんでいたんですか??」

・・・なんで知ってんだよ・・・
俺は嫌みったらしく俺に笑顔を見せに来る親友―明良雅斗に心のない笑みを向ける。

その笑みが引きつってるのが自分でも分かる。

「あぁー・・・その顔がドンピシャだろー!?」

「・・・さぁ・・・」

「またまたはぐらかしてー、オレ等小学校からの付き合いでしょ??」

ちっ・・・こいつの笑顔がこんなにも憎たらしいと思ったのは23206回目だ。
なんかやたらムカムカするから一応頬でも抓ってやろう・・・

「いしゃっ!しゃめろほ!!めっしゃいしゃいっへの~!!(痛っ!やめろよ!!めっさ痛いっての~!!)」

「・・・うるせぇー、いらねぇこと言うのはこの口だろ!?!」

「はひたひほほにひゃひひゃひゃへ!ほまへおほへとへほ!?!(やりたいようにやりやがって!お前覚えとけよ!?!)」

「おーい明良・・・と黒咲、ご戯れのところすみませんがいいもの持ってきたんだけど。」

雅斗の左頬を抓っていると、クラスの男子2人が俺等のところにくる。
確か、この前雅斗と話してるとこ見かけたことある・・・

俺は雅斗以外の男子とはいうほど仲良くはないから、どうやら雅斗に用があるらしく、俺は雅斗の頬を解放する。

俺に抓られたのが余程痛かったのか、雅斗は赤くなった左頬を擦っていた。
・・・俺を睨みながら・・・

捨てた女に罪悪感は感じないけど、こいつには罪悪感は感じてしまう・・・
付き合いが長いのもあるけど、こいつはキレさせたら厄介だからな・・・

「・・・いや、ごめん。なんかお前の笑いを見てるとつい・・・」

「響・・・ホント覚えとけよ・・・で、オレ等に何の用??」

雅斗は俺から寄ってきた2人の男子に視線を移す。

「あー・・・うん、実はさ、こういうの持ってんだけどお前も見る??」

そう言うと片方の男子が俺等にあるものを見せる。
それはケースに入ったDVD-RMだった。

「・・・何コレ・・・」

「AVだよ・・・」

雅斗が聞いたものはどうやらダビングしたAVらしい・・・
AVとか・・・

「えー・・・お前等未だにこんなもん見てんの??」

「そっそういう黒咲は見たことねぇーのかよ!?」

そんまもの見るほど悲しい男じゃないんでね・・・俺は・・・
心の中でAVを持ってきた男子を嘲笑ってしまう。

「・・・いや、だって俺・・・こんなんで抜く前に女とヤるから・・・」

俺がそう言うと、2人男子がすごい驚いた顔をして顔を合わせる。
いや・・・そこまで驚くほどこいつ等は悲しい男なのか・・・??

「うわぁー!!俺だってそんなカッコイイ台詞言ってみてー!!!!」

「黒咲!!お前を見てるとなんか知らねぇーけど僕等悲しくなるからちょっとしゃがんで!!俺らの視界から見えないようにして!!」

「おい・・・なんだよそれ・・・」

「だよなー・・・響なんか朝から早速屋上プレイだからなぁ・・・」

横からまた雅斗が笑顔でいらんことを言い出す・・・
また男子2人の俺を見る視線が痛くなる。

「なっ・・・そういうお前だって数学の由梨と付き合ってるじゃねーか!!」

「「なっ・・・!?!あの由梨ちゃんとー!?!?」

「・・・」

”数学の由梨”ってのは、この学校で指折りの美人で有名数学を担当してる新米教師の23歳の芥川由梨。
雅斗の今の彼女らしい・・・

教師と付き合うとはコイツも結構マニアックな・・・
どうやら秘密の危ない関係みたいなのがいいらしい・・・

「あーぁ、あれほどばらすなっって言ったのに・・・」

「お前がいらんこというからだろ!?・・・んで、まだ続いてるんだろ??」

「・・・お蔭様で・・・ね」

雅斗はそう言うとニヤリと不敵な笑みを浮かべる。

「・・・まぁ・・・それはいいとして・・・君達!!この事は絶対自分の胸の奥にだけ留めておけよ・・・」

雅斗はそう言いながら俺等の側にいた2人にすごい剣幕で詰め寄る。
今の雅斗にはゴジラ襲撃時のBGMがよく似合うと思う・・・

「・・・おっ、おう・・・」

「ならよろしい!」

「・・・あ、チャイム・・・」

チャイムが大音量で教室に響き渡る。

「・・・俺帰るわ・・・」

「えっ!?もう??」

俺の言葉に雅斗が瞳を大きくして驚く。
・・・別にそんなおおげさに驚かなくても、これが初めてってわけじゃないんだから・・・

「あぁ・・・んじゃぁ、そういうことで。」

俺は自分の席に掛けてあった鞄を手に取ると、さっさと教室から出て行く。

「おーい、響ー!!次2時間目だぜー!?」

ドアから雅斗が姿を現し、俺に大きな声で叫んでいる声を耳にしながら振り返りもせずに雅斗に手だけを振る。



学校は別に嫌いってわけじゃない。

勉強もいうほど苦手じゃない、テストの点数も多分いいほうだと思うし。

だけど、どうしてか馴染みにくい。
あぁいう賑やかな雰囲気がどうも性に合わない。

だから雅斗にも”一匹狼”とか言われてる・・・
そうかもしんねぇけど・・・

「に"ゃーーーー!!」

図太い猫の鳴き声が聞こえたような気がして、声が聞こえた方へと振り返ってみると、随分と太った猫がトーストを食べていた。

「・・・変な猫・・・」

またその猫の顔がどこか満足気だった。
ちょっと弄ってやろうかとその猫に手を伸ばした瞬間、猫はまた図太い声で一鳴きすると食べていたトーストを口に銜え、走り去っていってしまった。

「・・・あいつでぶの癖に走るのは早いなぁ・・・」

走り去っていく猫の後姿を見守り、ふと空を見上げる。
太陽の日差しが眩しくて、澄み切った青色が空に広がっている。

「なんかいいことあるかも・・・」

清々しい空の青さに少しいい気分に浸りながら・・・


その言葉とは裏腹に自分の運命が180度変わってしまった出会いが起きるとは、この時何も予想していなかった。

まさかこの出会いで初めて愛おしいと思える彼女と許されない罪深い恋愛するなんて一体誰のシナリオだったんだろうな・・・








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03'22(Wed) 不倫恋愛中毒依存症①―2
”人間”っていうものは誰かを愛せずにはいられない生き物だと思うの。

それはどんな時だってそう。

例え・・・結婚していても、子供がいようともそういう時はある。

その相手が・・・10歳近く年下の、まだ未来のある高校生だとしても―――・・・

* * * * * * * * * 


「ちょっとー、ママー!!ご飯まだぁ??有沙、お腹すーいーたー!!!」

「きゃぁー!!有沙ちゃんごめんねぇ、ママが寝坊しちゃったから・・・っ!!きゃっ、熱~い・・・」

「おいおい、ちゃんと気をつけろよ・・・」

「・・・はい・・・ごめんなさぁい・・・」

そう言うなら起してくれても良かったのに・・・
でも、まぁそれも無理か・・・

何も変わらない、いつもと同じような何も変哲もない日常風景。

朝早く起きて、ちゃんと歯磨きして、洗顔して、化粧水やファンデーションつけて、洗濯機回して終わったら干してから、朝ご飯を作る。

ただ、今日は少し違う。

目覚まし時計の調子がおかしかったから私が朝寝坊しちゃっただけ。
ただそれだけで他はなんの変わりもない。

これが、白樹雪姫にとっての普通の専業主婦の生活。

夫は白樹愁也。
大企業の重役として私と娘の生活のために働いてくれている。
夫の働きがあるからこそ、私達家族は普通の家庭よりは少し裕福な生活が送れている。

この生活があるからこそ、娘の有沙も私学の小学校に通えているのだから・・・

私は今の平凡で何気ないこの生活にちゃんと満足できている。
・・・多分・・・

「もぉ、ママったらホントにバカなんだから・・・今日は佑太がお迎えに来てくれるのよ!?」

「あら、それは申し訳ないことしちゃいましたねぇ・・・でもこの前は”卓也”君じゃなかったの??」

「卓也の次のお出迎えは4月16日よ!!明日は航で・・・あさっては・・・えーと・・・」

「まぁまぁ、有沙ちゃんは随分と男の子に好意を寄せられているのね。」

これも何気ない日常会話。

娘は私に愚痴や独り言を零して、私は娘の話を楽しげに耳を傾ける、夫は寡黙にモーニングコーヒーを飲んでる。

これが私にとっての”普通”

「・・・もう8時半か・・・」

夫が何気なく腕時計を見つめながら呟く。

「えっ・・・もうそんな時間なんですか・・・っ!?」

夫の言葉に慌ててリビングの時計に視線を移す。
時計の針はちゃんと8時30分を指していた。

「さて、もう行くとするか・・・」

夫はそう言うと椅子から立ち上がり、横に置いていた皮の鞄とスーツを手に取ると、そのまま脇腹に担いでリビングの扉の前へと向かっていく。

「えっ・・・でもトーストがまだ・・・」

「いや、俺は食べなくてもいい。」

夫はそう言うとそそくさと慌てた様子も見せずにリビングから出て行ってしまった。
・・・折角トーストが焼けそうなのに・・・

夫は少し私に冷めている。

・・・まぁちゃんとした恋愛結婚じゃなくて親が強引に進めたお見合い結婚で結婚したからかもしれない・・・


私は、高校卒業と同時に家出した姉の変わりに見合いをさせられた。
その相手が今の夫―愁也さんだった。

親は、2人の仲もそんなに悪くないからと言ってお見合いからなんと1ヵ月半で結婚をさせられた。

ちゃんと男の人とも正式に付き合ったことのない私には結婚はまだ早いし、それ以前に私はちゃんと愛し合った人と結婚したかった。

ちゃんと大きな恋愛をして、結ばれる・・・それが胸に秘めたおおきな夢だった。

愁也さんは嫌いじゃなかったけどはっきり言って愛のない結婚は嫌だった。

だけど・・・私の家では、親の命令は絶対。
私はそのまま流されたままに結婚してしまった・・・

愁也さんも多分同じだったと思う・・・

もちろん、男の経験がなかった私は愁也さん以外の男の人は知らない。
結婚初夜に初めて愁也さんで男の人の身体を知った私はその快楽に少なからず溺れてしまっていたのかもしれない・・・

そしてすぐに妊娠、出産・・・あまりに早すぎると自分でも思う。

だけど最近は愁也さんとも身体の関係が・・・ない。
寝室だって今は別々。

寂しい時は甘えたいけど、愁也さんに大きなバリアを張られてしまっているようで上手くは接せない。

でも思えば私と結婚した時から愁也さんは私に心を見せない人だったのかも・・・

少しは・・・この結婚に後悔の念があるけど、今の家庭は壊したくない。
必死で掴んでいる幸せを壊したくはない。

・・・あれ??

・・・でも・・・”幸せ”って・・・何??



「・・・じゃぁ。、行ってくる・・・」

「・・・えっ、あっ・・・はい・・・」

夫の声でハッと我に返った私は、寝坊してしまった事を後悔しながら夫の後姿を見つめていると、静かにドアがしまる音とが家中で虚しく響き渡る。

「・・・・あーあ、パパ行っちゃったね。ママが朝寝坊しなかったらこんな事にならなかったのかもしれないのに。」

娘が私に向ける一言一言がきつい。
つい最近始まった事じゃないんだけど、胸に針が突き刺さるような変な感覚。

「うぅーごめんねぇ・・・有沙ちゃん~!」

そうしているうちに今度は家のインターホンの音が鳴り響く。
インターホンの音の後に元気のいい男の子の声が聞こえてきた。

『有沙ちゃーん、迎えに来たよー!!』

「あっ、佑太だわ!!」

娘は取り巻き?の男の子が迎えに来たのだとわかると、瞳を輝かせてコップに注いでるオレンジジュースを一気飲み。

「じゃぁママ行ってくる!!」

「えっ・・・でもトーストが・・・」

「そんなのいらない!!」

娘は威勢のいい声をあげるとすごいスピードで玄関の方へ騒がしく走っていってしまった。
私はただ、茫然としているしかなかった。

・・・それにしても・・・
”そんなのいらない”って・・・結構酷い言葉ね・・・

私は深く溜息を吐くと、もうこんがり焼け上がってしまった2枚のトーストを見つめる。

「・・・どうしよう・・・これ・・・」

1つは私が食べるとしても、あとの1枚がどうしても残ってしまう。
このパンの始末方法を考えようとするとまた溜息を吐いてしまいそうな思いだった。

「ホントに・・・あっ!!!」

頭を抱えていた私のに、正にアイディアの神様が降りてきた瞬間だった。

* * * * * * * *


「う~ん・・・やっぱり晴れてるっていいかも~!!」

私は煌々と照りつける太陽の光を一身に浴びて大きく背伸びする。
それにここは2階のベランダだから景色も結構いい。

私はこの暑くも寒くもない、暖かい春の気温が心地良くて大好きだった。

「・・・さて、洗濯も干したし!そろそろ来る頃かなぁ~・・・??」

私は洗濯物が空っぽになった籠を手に、家の中に戻って2階から1階へと降りてキッチンへと戻る。

今朝、食卓に出した食器を全部洗ったのを確認すると、テーブルの上に置いている財布とバックとパン袋に入れた今朝の残ってしまったトースト1枚を手に取り、家を後にする。

・・・と、その前に家の庭に足を踏み入れてみる。

「・・・やっぱりいた・・・」

庭には少しぽっちゃりとした猫が丸まりながら大きなあくびをして日向ごっこを満喫していた。

おでぶ猫ちゃんが、私の存在に気付いたのか私の事をじぃと魅入るように見つめている。
私はそんな猫ちゃんに近づいていくけど、警戒しているのか猫ちゃんは私が近づくたびに少しずつ大きな身体を後ずさりさせていく。

それも器用に身体を丸めさせたまま・・・

「そんなに警戒しないでね~・・・いいものあげるから・・・」

私は警戒心丸出しのおでぶ猫ちゃんににっこり微笑みながら、パン袋に詰めた1枚のパンを取り出し、2・3個小さく千切って猫ちゃんに差し出す。

あっ、一瞬猫ちゃんの目が鋭く光っていたような気がする・・・笑

やっぱり体型もあるのか、猫ちゃんは威勢のいいことに私が千切ってあげたパンをあっという間に食べてしまった。

っていうより焼けたパンでも食べれるんだ・・・私はまた猫ちゃんに食べさせてあげようとパンを千切ろうと思ったその瞬間だった。

「に"ゃ~~~~!!」

「・・・きゃっ!?!」

あの猫ちゃんが私に飛び掛ってきたかと思うと、いつの間にか私の手からパンを奪い取っていた・・・

突然のことで茫然としていた私に、猫ちゃんがパンを口に銜えたまま、私の方をちらっと見て優越感に浸っているかのような笑みを見せた。・・・ような気がした。

猫ちゃんはそのまま、どこかに行ってしまった。
・・・やっぱり猫は気ままだね・・・

私はそんな暢気な事を考えながら、青い空を見上げ天を仰ぐ。

空の清々しい青に自然と心が癒されて気分が高まる。



「・・・なんか今日はいいことがありそうだなぁ・・・さて!買い物行こう!!」

その言葉とは全く逆に、人生最悪の出会いが私に待ち受けているとは思いもしなかった。

買い物に行った事を後悔することになるなんて誰が分かってた??



この人生最悪の出会いが・・・激しく燃え上がる許されぬ禁断の恋の始まりだなんて誰が気付いてた??






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03'20(Mon) 不倫恋愛中毒依存症①―1
ねぇ神様・・・

自分がちゃんとした家庭を持っていながらも他の人を愛したらそれは”罪”なのですか??

家庭を持っていながらも愛している人と愛し合ったらそれは”罪”なのですか??

家庭を持っていながらも互いに惹かれあう人がいれば罪なのですか??

妻であり母である私が愛する彼と愛し合う・・・それは淫乱で汚らわしい事なのですか??

こんな私にはいつか”罰”が下りますか??

私は思います。



”罪”を犯しているからこそ、”罰”があるのだと。



なら、私と彼は”罪”を犯しているのでしょうか?

私は彼と愛し合うことを”罪”だとは思っていません。

だって、人間が愛し合うのは運命でしょう?宿命でしょう?本能でしょう??

もし、それが罪ならば人は皆裁かれなくてはいけないのではないでしょうか・・・?違うでしょう??

そんな残酷な事なんてないですのよね・・・?

だけど・・・私達の恋が罪というならば、不公平な私は貴方を怨みます。

私はただ、彼より10年近く生まれてしまっただけです。

彼の存在も知らずに旦那と結婚してしまっただけです。

彼の存在も気付かずに子供を妊娠して産んだだけです。

彼の存在を知ってしまったから、惹かれただけです。

彼への愛の存在に気付いてしまったから、愛し合っているだけです。

彼の色んな一面や優しさに心が満たされていくのです。

ただそれだけです。

私はこれからも彼への愛を貫き通すまでです・・・

”背徳感”や”罪悪感”などはとうの昔に捨てました。

彼との恋愛に後ずさりしてしまうような邪魔な感情はいらないから。



迂響君・・・私はただ、ひたすらに貴方を心から愛しています。


* * * * * * * 


神様・・・答えろよ?

旦那と娘がいる女を愛しちゃいけねぇっていつ誰が言ったんだよ。

俺さ、そんな人を愛する事に縛り付けられた覚えがないんだけど??

飽きるほどいる女に嫌気が刺してた。

何もない生活なんか捨ててしまいたかった。

感情を出すことも面倒くさくなってきた。

だけど・・・

そんな”死んだ”も同然な俺の前に彼女は現れたんだ。

最初は何も感じなかった。

そこら辺の女よりは美人だな、ただそれだけで関心は0だった。

ただ暇潰しに遊んでやろうかぐらいは思っていた。

・・・けど

彼女を親しくなっていくうちに

彼女を知っていくうちに違和感を感じた。

俺より歳上のくせして子供っぽくて、いっつもへらへら笑って感情が欠落してるような・・・

だけどそんなの”本当の彼女”じゃなかった。

本当は寂しがり屋で、甘えん坊で、誰よりも愛されたいって気持ちが強くて、すぐに泣いて、怒って、笑って感情も豊かな人で、餓鬼だと思っていたらちゃんとした大人な部分もあったんだ。

彼女・・・本当は弱い人間だったんだ。

自分が弱いからあまり表に出さなかっただけだったんだ。

だから俺は彼女に惹かれたんだ。

だから俺は彼女が欲しくて、必死な思いしてやっと彼女を手に入れたんだ。

初めて”欲しい”と願ったものが手に入ったんだ。

誰と結婚していようが、誰の母親だろうが関係ない。

俺は溺れるほどに彼女の全てに恋焦がれているんだ。

なぁ・・・こんな俺達でもやっぱり”罪”を犯す”罰”を必要とする人間か・・・??

俺達の恋愛ってそんなに許されないもんなの・・・??

でも・・・

俺、雪姫さんの事愛し続けるから・・・

誰がなんと言おうと俺は雪姫さんに想いよせてるから・・・

例え、その恋の果てに堕ちてしまっても敵わない・・・

彼女と堕ちるなら本望だし??

堕ちるとこまで堕ちてやるよ・・・



雪姫さん、俺は周りがなんと言おうが貴方の事一生愛するから・・・







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