05' «  123456789101112131415161718192021222324252627282930 » 07'
--'--(--) スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
comment  trackback  top↑
■コメント投稿フォーム


SUBJ 
NAME 
BLOG/HP 
PASS 
SERCLET[秘信の際はチェックBOXをONにしてね] 
OK? 

[106] 【グレビーシマウマサン*】 URL EDIT  top↑

当選しました
■エントリーNo.「スポンサーサイト」のトラックバックアドレス
  http://mi1107.blog17.fc2.com/tb.php/128-b81edc67
12'23(Fri) 偽りの悪魔②―4
「クロス様ー夕飯はシチューでも宜しいでしょうか??」

アイリスは買ってきたニンジンとジャガイモを紙袋から取り出してクロスの方を見る。

「・・・いや、今日は食べれそうにないかもしれないな・・・」

「はい??」

クロスの意図がとらえられない言葉を聞いてアイリスは顔をしかめる。
アイリスが見るクロスの顔は笑みを見せていないものの、どこか楽しそうだった。

「・・・仕事がきそうだ・・・」

ガラッ

「あの、すみません・・・」

クロスが喜びを少し孕んだ言葉を発した瞬間、ドアの開く音と共に、人間の声が聞こえてきた。

「・・・アイリス、お客さんだ。奥の部屋まで案内してきて。」

クロスはアイリスに微笑みながらそう言うと、アイリスは少し戸惑いながらはい、と一言言うとそそくさと玄関の方へと向かう。

「お待たせしました、どうぞ。」

アイリスは玄関に立っている来客を迎え入れようと、家に上がらせる。
玄関に立っていた来客は女性らしく、灰色のローブを全身に纏い、そのフードで顔を隠しており、フードから見えているブロンドの髪の色が鮮やかに光っていた。

「・・・ありがとう・・・」

玄関にいた来客らしい女性はアイリスの姿を見るとニッコリと微笑む。
が、その表情は女性が身に付けている灰色のローブのフードでほとんど見えない。

アイリスは女性の身なりに少し興味を抱きつつも、クロスに言われた通りに女性を奥の部屋へと案内させる。

「・・・どうぞ・・・」

アイリスは女性を奥の部屋に連れてくると、部屋のドアを開ける。
ドアを開け、部屋の中を見ると、今までクロスといたリビングとは違いドコか薄暗く、目立った家具もあまりなく、あるとしたら向かい合って並べられているソファーだけだった。

そしてそのソファーに座っているクロスが目に入った。

「ここは・・・」

女性は部屋のソファーに座っているクロスを見て少し言葉を濁らせる。

「・・・ええ、貴方の思っている通りですよ・・・??」

クロスは女性が言いたかった事を見透かしたかのように表面上だけの微笑みを女性に見せる。

「・・・ようこそ。私はクロス、そちらが弟子のアイリスです。ところで本題に入りますが、どうして貴方はどういう経緯でここに来られたんですか・・・??」

クロスはそう言うと女性は眉潜める。
そして口を開く。

「・・・わたくしはエオナ。と申します・・・ここに来たのは他でもございません、悪魔に悩まされているからです・・・これを見てくださいませんか。」

女性―エオナはそう言うと手を震えさせながら、顔に深く被っていたフードを脱ぎとる。

「・・・これは・・・」

エオナの露になったブロンドの髪や顔立ちからはまさに美女と言うしかほどの美しさだったが、顔の左半分には大きな刻印が焼きついたかのように刻み込まれていた。

「これは・・・この焼けたように刻み込まれている刻印を悪魔に刻み込まれました。」

左半分に刻み込まれた大きな刻印の痛々しさにアイリスは驚き、思わず言葉を失ってしまった。
クロスは何を考えているのか分からない瞳でエオナの刻印を見つめる。

「私にこの刻印を刻み込んだ悪魔は私の身体に棲みつき、私の身体を蝕んでいるのです・・・」

クロスはエオナの刻印を未だに見つめている。

「どうか、私をこの悪魔から救ってください・・・」

そう言うとエオナは自分の顔に刻まれている刻印に触れた。
そのときのエオナの表情には憎悪が現れていた。




他のオリジナル小説をご覧になりたい方は左のCATEGORY小説一覧からお入りくださいまし
(*´∀`*)ノ
スポンサーサイト
comment:1  trackback:0  top↑
■コメント投稿フォーム


SUBJ 
NAME 
BLOG/HP 
PASS 
SERCLET[秘信の際はチェックBOXをONにしてね] 
OK? 

[106] 【グレビーシマウマサン*】 URL EDIT  top↑

当選しました
■エントリーNo.128「偽りの悪魔②―4」のトラックバックアドレス
  http://mi1107.blog17.fc2.com/tb.php/128-b81edc67
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。