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12'24(Sat) クリスマス企画―偽りの悪魔:限定うp※ネタバレ
クリスマスの真夜中。
アイリスはもう寝付いてしまったが、クロスは相変らず椅子に座って読書を楽しんでいた。

――しかし、アイリスがあんなに喜ぶとは思わなかった・・・

そういえば、アイリスとは数年も共に居るが、1度もクリスマスプレゼントを贈ったことがなかった。
クロスはアイリスの泣きながら見せた笑顔を思うとふいに微笑んでしまう。

――そういえばアイツもあんな感じだったかな・・・

―――――――

「・・・ねぇクロスー今日はなんの日でしょう??」

1人の少女が大きなベランダの窓際で本を読むクロスの後ろから抱きつく。

その少女は見た目からしてクロスの外見上の年齢とはそう変わらない年齢らしい。
大きく綺麗な瑠璃色の瞳にクロスだけを写して漆黒の長い髪は美しいほど靡いていた。
いわゆる絶世の美女、とも言える美貌を持っていた。

「・・・クリスマスだろ??」

クロスは後ろを振り向いて少女の顔を見るとニッコリと微笑む。
少女もクロスに微笑むとクロスの口に自分の唇を重ねる。

「そう、正解!!・・・でプレゼントある?」

「・・・そう来ると思ったよ・・・」

クロスは少女の白い頬に触れると少女は瑠璃色の大きな瞳を少し細めて心地よさそうな顔をする。

「ねぇ、来るって分かってたんだったらくれるんでしょう?じゃぁプレゼント頂戴!!」

「・・・いや、用意していない・・・」

クロスの言葉に少女はクワッと瑠璃色の瞳を大きく開かせる。

「えっ・・・どうしてよ、分かってたんでしょう!!」

「でも用意はしていない・・・」

クロスは少女にそう言うと意地悪な微笑みを向ける。

「う゛~~あっ、じゃぁこれでいい!!」

少女はそう言うとクロスの手首についていたチョーカーの首輪を指差す。

「・・・いや、これはリセアがくれたものじゃ・・・」

「これでいいの!なにかもらわないと・・・」

少女はそう言いながらクロスの手首からチョーカーを外すと、それをクロスの前に差し出す。

「・・・これ、私の首にして。」

「え・・・」

少女の言葉に少し戸惑っているクロスに少女は早く、と急かす。
クロスは仕方なく、少女の首に自分の付けていたチョーカーを填める。
そして填め終えると少女はクロスに満面の笑みを浮かべて一言お礼を言う。
クロスはそんな少女が可愛く思えたのか、顔を少し赤らめて少女の頭を優しく撫でる。

「・・・クロス、知ってた??」

「・・・何が??」

少女の言葉にクロスは少し首を傾げる。

「・・・クロスにあげて、今は私のモノになったチョーカー。実はこれクロスを私に縛り付けるためにあげたの・・・」

「・・・俺は犬か・・・」

「うん、みたいなもの。その私のチョーカーをクロスにあげることでクロスを私の所有物としてたの・・・」

そう言う少女の顔はどこか切なさを帯びていて、クロスはその顔を黙って見ているしかなかった。

「・・・でもクロスは私をちゃんと愛してくれてるって分かったから、もうこんなモノでクロスを縛っている事はもうないんじゃないかって・・・」

少女はそう言うとクロスの方に振り返り、さっきとは打って変わって笑顔を見せる。

「・・・次はクロスが私を縛っていてくれる・・・??」

「・・・リセアも俺を愛してくれているだろ?だから俺もお前を縛っておく必要はないだろ・・?」

クロスはそう言うと少女の長い漆黒の髪を撫でる。

「でもクロスの事愛さなくなっちゃったらどうする??」

「・・・さぁ??」

少女の言葉にクロスは少しムッとした顔を見せるとフイッとそっぽ向く。
少女はそんなクロスを見て可笑しそうに笑うと、そっぽ向いたクロスの顔を自分の方に向かせると、またクロスに口付ける。
しかし、先程の口付けとは違い甘く、長いキスだった。

「・・・嘘に決まってるでしょ?私はクロス一筋なんだから・・・」

少女はそう言うと、クロスの肩をギュッと抱く。

「あっ・・・そうだ、私のクリスマスプレゼント・・・」

少女はそう言うとクロスの口に自分の人差し指を添えて、妖艶に微笑む。

「クリスマスプレゼント・・・クロスには私をあげる・・・」

少女の言葉にクロスはビックリした顔を見せる。

「クスッ、何今更ビックリしてるの?こういうのは初めてじゃないんだし・・・でも今日は優しく・・・ね??」

クロスは少女の言葉に小さく笑うと、膝の上に置いていた本を手にとって、椅子から立ち上がり誰も座っていない状態になった椅子の上に本を置くと、自分と似たような背丈の少女を軽々とお姫様抱っこした。

「・・・さて、我侭お嬢様のお願いを聞いてあげましょうか・・・」

「何言ってんの、これはクリスマスプレゼント!いらないんだったら別にいいけど!!」

「・・・いや、折角だから貰っておきます・・・」

「ませガキ・・・」

「・・・それはリセアも一緒だろ??それに俺は見た目こそまだまだ子供だけど実際の年齢は結構あるけど?」

「なんか見た目はあどけない魅惑の美少年、中身はおっさんっていうのは面白いね・・・悪魔って皆そうなの??」

「・・・このまま降ろすぞ?」

「冗談に決まってるでしょ?クロスは最高の男よ?あっちも最高・・・」

「じゃぁ今からお望み通り最高にさせてあげましょう」

そうやって2人で甘い夜を過ごしたのは遠い遠い昔の事・・・
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