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01'26(Thu) 悲恋歌②―6
雰囲気超微エロスなんでご覧になりたい方だけ反転でドゾー(´・ω・`)つ

優駿が去っていった後、澪夜は6畳1間の畳の部屋に置かれている小さな鏡台の前に座り、身だしなみを整えていた。

・・・優駿様・・・

腰上まである色素の薄い細くて綺麗な髪を櫛で梳いている間も、澪夜の頭の中は愛おしい人の姿が思い浮かぶ。

澪夜は櫛で髪を梳く動きを止め、円形の鏡に映し出されている自分の姿を見つめる。

白くて小さな顔に綺麗にバランスよく配置されている二重の大きな瞳と高く通った鼻筋、ほのかに赤く色づいている唇。
そして所々赤い印が残されている白い首筋・・・

澪夜は首にある”愛し合った”印をそっと指で触れてみる。
触れたその印に微熱があるのを感じると、未だに優駿の感覚が残っている身体を包むように、そっと肩を抱きしめる。

「・・・優駿様・・・」

澪夜は少し微笑むと、目を瞑り、肩を抱いている手をさらに強める。

だけど澪夜には今噛み締めている愛している人と結ばれる幸せとは裏腹に小さくも重たい不安を隠していた。

・・・でも私は・・・

「・・・どうしたんだ?辛気臭い顔をして・・・」

思い詰める澪夜は突然聞こえた声の方向へと振り返る。
そこには長身の顔立ちが綺麗に整った成人くらいの男が澪夜の姿を見て微笑んでいた。

「・・・西園寺・・・さん・・・??」

「随分と久し振りだな・・・椿」

澪夜は青年を見ると大きな瞳を更に大きく開き、その表情はすぐに無表情に変わる。
 
「・・・どうしてここまで来たんですか??」

「そりゃ、他の遊女がここまで通してくれたんだよ」

「・・・そうですか・・・それで何のようですか??」

そう言うと澪夜は西園寺から目を逸らすように鏡台の鏡の方へと向き直し、少し着崩れた着物を直す。
西園寺は澪夜の言葉を聞いておかしそうに小さく笑う。

「フッ・・・何のようだと言われても、俺がココに来る理由は1つしかないだろう?」

西園寺は澪夜の部屋に入ってくると澪夜の横へと腰を下ろす。
澪夜は隣に座ってきた西園寺をちらりと横目で見るが、すぐに鏡の方へと瞳を映す。

「・・・どうやらお前は俺が嫌いらしいな・・・」

西園寺はそう言うと先程櫛で梳いたばかりの澪夜の髪を撫で、自分の口元へと持っていく。

「・・・ご存知なら・・・」

「あのガキには惚れ込んでいるらしいがな・・・」

澪夜が自分の髪を持っている西園寺の手を払いながら言葉を発しようとするも西園寺がそれを中断させる。
西園寺の言葉に澪夜は少し邪険そうな顔をする。

「相思相愛の仲だとか・・・?さっきも抱かれてたそうだな・・・」

西園寺はまたおかしそうに微笑する。

「・・・分かっているのならば早くここから出て行ってくださいませんか??」

「そんな事は関係ない・・・」

西園寺は不敵にそう言うと鏡に向かっていた澪夜を無理矢理に押し倒す。

「・・・どういうつもりですか・・・??私は先程貴方が仰ったとおり優駿様に抱かれたばかりです・・・なのに・・・」

「お前はこの遊郭に何年いるんだ?そこで何を身に付けたんだ??」

澪夜は自分の上に覆いかぶさっている西園寺の顔を早く解放しろと言わんばかりにきつく睨みつける。
だがその睨みも西園寺には通用しない。

「・・・どいてくださいませ・・・」

「・・・お前は遊女だ、男に抱かれることが仕事だろう??男に抱かれていることで生きていられるんだろう??」

澪夜はその言葉に絶句する。

「お前は所詮遊女だ。1人の男に想いを寄せようが、その男と恋人同士になろうが、その男に抱かれて幸せな気分に浮かれていようが・・・」

「・・・いや、言わないで・・・」

西園寺は鋭い眼差しで澪夜の瞳を捕らえ、言葉を続ける。
澪夜はこの先、発しようとされる西園寺の言葉を案じているのか、拒むように首を振る。

「他の男に抱かれなければならない・・・それが仕事であって、そうする事でしか生きられない、それが唯一お前の生きる存在意義なんだろう??」

「いやっ・・・言わないで・・・」

そんな事澪夜にも分かっていた。
優駿に愛される幸せの裏でいつも潜んでいた小さくとも重い不安。
優駿と時を過ごすうちに忘れるが、優駿が去り、独りになればいつも甦る苦しみ。

それは”遊女”と言う名の蟠りだった。

優駿を愛しているからこそ、この身体は優駿だけに捧げたいと願った。
優駿を愛しているからこそ、他の男には抱かれたくない。
あの人を真剣に愛しているからこそ、遊女という自分の存在を憎み、怨んだ。

全て理解しきっていたことだった・・・

「そうだろう・・・澪夜??」

「・・・嫌・・・だ・・・やめて・・・もう考えたくない・・・」

「じゃぁ何も考えられなくしてやるよ・・・」

西園寺はそう言うと、自分の身体の下で軽い錯乱状態にある澪夜を見て不敵に微笑むと澪夜の首筋に唇を這わせる。

澪夜の大きな瞳から一筋の涙が頬を伝っていた。








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