09' «  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 » 11'
--'--(--) スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
comment  trackback  top↑
■コメント投稿フォーム


SUBJ 
NAME 
BLOG/HP 
PASS 
SERCLET[秘信の際はチェックBOXをONにしてね] 
OK? 
■エントリーNo.「スポンサーサイト」のトラックバックアドレス
  http://mi1107.blog17.fc2.com/tb.php/222-08308075
02'19(Sun) 読みきり:女の友情
男なんてみんな同じじゃない?

あっちから馬鹿みたいに顔赤くして告白してきたくせに
1年もしないうちに好きな女ができた。って、あっさり別れを告げにくる。

もう男なんか信じられない・・・

「佑香分かった?だから男なんか簡単に信用しちゃったら終わりよ??」

「・・・うん・・・でもさ、それって幸野が運が悪かっただけじゃ・・・」

「何言ってんの!!佑香は何でもかんでも信じすぎてんのよ!!1人の男に告白されたからって、そいつを信用しすぎちゃダメ!!」

佑香の一言に幸野は顔を少し赤くして怒鳴りつける。
幸野の突然の剣幕に佑香は身体をビクつかせて驚いていた。

そんな2人に喫茶店内の客の視線が2人に痛々しく注がれている。

「ちょっと、大声出さないでよ・・・」

佑香は痛々しい視線に気付いたのか、少し慌てながら幸野の耳元でこそこそと話す。
佑香の言葉に幸野も少し顔を赤くさせながら頷いた。

「・・・でも、そんな事言ってる幸野だってつい最近、駅前で多田野君と歩いてたんでしょう?加奈が言ってたよ?」

「あぁー、あれ?セフレセフレッ!!男なんかね結局女に”愛”を求めてんじゃなくて”身体”求めてるんでしょう??
まぁ私だって暇だからいいかなぁー??って、気持ちいいわけだしさ。」

「ちょっ・・・セフ・・・!?!」

幸野の言葉に佑香は飲もうと思って注文していたクリームソーダーに手を伸ばしていた手が止まり、思わずカァっと顔を赤くさせる。
爆発寸前みたく赤くなってる佑香とは違い、当の幸野はあっさりとしていた。

「・・・なに佑香、セフレで赤くなってんの?セフレなんて皆いるものじゃない・・・佑香だって大人になればセフレの1人や2人は出来るでしょ・・・?」

「なっ、何回もセフレなんて連呼しないでよ・・・!!」

佑香は耳まで赤くさせ、バンッと机を勢いよく叩いて幸野に思いっきり剣幕をきる。

(・・・何、あのこ・・・)

(セフレ・・・?なんて卑猥な・・・)

(ママァ、あのおねいちゃん大きなお声だしてどうしたの・・・??)

(こらっただしちゃん、指指しちゃダメよ。指差したら妊娠させちゃうわよ?)

周囲がどよめいてざわざわと声が聞こえ始める。
佑香はすっかり縮んでしまった。

―――・・・でもセフレかぁ・・・

佑香は幸野の顔をチラッと見る。

スッと通った鼻筋、少し切れ長な二重瞼の瞳、はりのある肌・・・
幸野は佑香から見ても綺麗な顔立ちをしていると思う。

そんな幸野が本命の彼氏なんかすぐにできちゃうと思うのに、どうしてセ・・・フレなんか・・・??

って!またいやらしい単語言っちゃったよ!私!!

佑香は少し顔を赤くして視線をまた下の方へと戻した。

「・・・ったく、”セフレ”で大声出しちゃうなんて佑香はやっぱりお子様ねぇ・・・クリームソーダー頼んじゃうとことかね。」

幸野はププッと可笑しそうに笑った。
そんな態度の幸野に佑香は瞳をギンと光らせ、キツイ睨みを送る。

「だいたい幸野が・・・悪いんだからね!!」

そういうと佑香はふーんと頬を膨らませそっぽ向いてしまった。

「アハハッ、まぁそれが佑香じゃない・・・私、そういう佑香が大好きよ?それにお子様で照れ屋なのが佑香のいいところじゃないの??」

「・・・幸野・・・」

今までそっぽ向いて不機嫌だった佑香だったが、幸野のその言葉でそんあ気持ちはどっかに行ってしまったらしく、瞳をキラキラと輝かせて幸野を見ていた。

「単純だなぁ・・・」とも言えずに、幸野は佑香のじゃれてくる子犬のような瞳を見てクスッと微笑む。

佑香はそんな風に思われていることも知らずに未だに瞳を輝かせて幸野を見つめていた。

「・・・んで、アンタ男に告白されたんでしょ?結局どうすんの??」

「うー・・・ン、それ悩んでるから幸野に相談してるんでしょう・・・」

佑香は大きな溜息を付いた

「・・・で幸野はどうすればいいと思う・・・??」

「やっぱりそんな中途半端な気持ちなんだったら断ればいいじゃん。」

佑香の言葉に幸野はキッパリと物言う。
幸野の言葉に佑香はうんとも頷かず、嫌とも首を振らず、ずっと固まっていた。

「・・・どうしよう・・・」

「・・・さぁ・・・?」

「・・・うん、決めた!私付き合ってみる!!」

「ハァ!?!」

佑香の言葉に幸野は思いっきり眉を顰めた。

「・・・あんた、それでいいの・・・??」

「うん、ずっと考えてたんだけど1回付き合ってみて、合わなかったら別れる!!そうしようと思うの。」

「・・・ずっと考えていた・・・??・・・ねぇ・・・じゃぁさ・・・」

「??」

「私の相談、必要なかったんじゃない??」

「・・・アハハッ」


この時、幸野は男の愛情だけでなく、女の友情までをも疑ってしまったのは言うまでもなかった。






他のオリジナル小説をご覧になりたい方は左のCATEGORY小説一覧からお入りくださいまし
(*´∀`*)ノ


http://pr3.cgiboy.com/S/4097416/
スポンサーサイト
comment:0  trackback:0  top↑
■コメント投稿フォーム


SUBJ 
NAME 
BLOG/HP 
PASS 
SERCLET[秘信の際はチェックBOXをONにしてね] 
OK? 
■エントリーNo.222「読みきり:女の友情」のトラックバックアドレス
  http://mi1107.blog17.fc2.com/tb.php/222-08308075
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。