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11'01(Tue) 偽りの悪魔①―2
「・・・ここですかぁ・・・」

アイリスはクロスの横顔を見上げてから、目の前にある大きな屋敷を目の上に手を垂直において眺める。

「あぁ・・・確かにここだ・・・」

そういうとクロスは屋敷の玄関に近づきドアの前に立つと3度ほどドアをノックする。

以外にもドアは早く開かれ、そのドアからウェーブのかかった肩下まである栗色の髪をした少女が顔を覗かせた。

「・・・クロスさま・・・でしょうか・・・??」

少女は目の前にいるクロスの顔を確認すると少し遠慮がちに話しかけてくる。

「・・・あぁ、あなたの依頼できました、クロスです。あそこにいるのが弟子のアイリスです。」

クロスはドアに少し身を潜めている少女に優しく問いかける。
その様子にアイリスは少し眉を潜めた。

「・・・お待ち致しておりました。私はこの屋敷の者・リサ=アンディークと申します。・・・どうぞ中へお入りください。」

少女はそう言うとギィと音を立ててドアを全開に開くとクロスとアイリスを屋敷の中に入れ、2人を案内した。

2人は屋敷内を案内され、歩いていると前方から誰かがこちらの方へ歩いてきた。

「あっ!リサこんなところで何をやっているの・・・ってお客様かしら??」

前方からやってきた20代前後らしき女性は、少女―リサの後ろについて歩いていたクロスとアイリスを見てリサに問いかける。

「えぇ・・・そうですわ。」

リサが女性の問いかけに答える。

「フフ、すごく綺麗な顔した少年と女の子を連れてくるものね・・・。兄妹かしら??」

女性はクロスの綺麗に整った美形ととれる顔をニコッと笑いながら見る。

その様子をみてアイリスはキッと女性を睨む。

「ちょっと待ってよ!!クロス様と私は兄妹じゃない!!
それにクロス様を少年って何!?そりゃクロス様外見だけじゃ16・17歳ぐらいにしか見えないけどほんとはもっと凄いんだから!!!!
そーれーにー、女の子って何!?私はこう見えても現役の16歳なん・・・」

「あら、失礼致しました。わたくしはこの家の長女・アリス=アンディークです。あなたはクロスさんというのですね・・・とても素敵な名前だわ。」

アリスはアイリスの耳鳴りするほどの大きな台詞を無視して、クロスの手をとって挨拶をしていた。

「あら・・・クロス様は赤い瞳をされているんですね。とても綺麗だと思いますわよ、銀色の髪だって一本一本輝いていて素敵ですわ・・・」

そういってアリスはクロスの少し長めのショートの髪を撫でてた。

「ちょっと!!いい加減やめてください!!!!」

アリスのクロスに対する行動に嫌気がさしたのかアイリスはアリスを強く睨んで大声を出して注意する。
その声にアイリスの前にいたリサは吃驚したのかアイリスの方を振り向く。一方のアリスはどこか余裕の表情をしていた。

「・・・あらほんのささやかなスキンシップでしたのに・・・まぁクロスさん、以後お見知りおきを。」

アリスは邪険そうにちらっとアイリスの方を見て、顔をクロスに向き直ると自分より少しだけ背の高いクロスの頬に軽くキスをした。

「うきーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」

アリスの行動にアイリスは顔を真っ赤にして怒りを込め、大きな叫び声を上げる。

「だからほんの挨拶ですって・・・まぁ"あの件"でこの屋敷にお越し下さったようですがせいぜいお怪我のないように頑張って下さいねクロスさん。」

アリスはそう言うとリサのほうをチラリと一瞬見て、ではまたとその場から去っていってしまった。

そして嵐が去っていったかのようにしばらく静けさがその場に流れたがその静けさを破ったのはアイリスだった。

「うーー!!なんなのよあの態度!!!クロス様ばっか愛想振りまいてぇ!!!!」

アイリスは今までアリスに対し出しきれなかった怒りを出した。

「すみません・・・姉は相当の美形好きなので・・・」

リサはくすっと笑いながらその反面申し訳なさそうにアイリスに謝る。
だがアイリスはまたブスーとした顔をしていた。

「・・・そういえば彼女の言っていた"あの件"ってなんなんですか・・・」

クロスは思い出したかのようにリサにアリスが言っていた意味深な言葉の意味を問いただす。

リサはクロスのその言葉を聞くとバツの悪そうな顔をした。

「あなたは何のために私達に依頼してきたんですか・・・??」

更にクロスはリサに追い討ちをかけるように問いただす。

リサはしばらく伏せがちだった顔を上げて口を開いた。

「・・・クロスさま・・・悪魔から、私の父・・・私達家族を助けてください・・・お願いします。」

クロスは哀願するリサの顔を一点に見つめていた。



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