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03'01(Wed) 偽りの悪魔②―7
「あぁああぁあぁぁぁぁああぁあぁぁああぁ・・・」

エオナの劈くような叫び声が止むと、青なの身体がガクンと床に落ちる。
クロスとアイリスはそれを黙ってみているしかなかった。

「・・・大丈夫ですか・・・」

「・・・フッ・・・」

流石に少し心配になったアイリスが床に転がっているエオナの身体へと近づいていくと、エオナの方から小さな声が漏れた。
するとその声は段々大きなものになっていき、甲高い笑い声だと確信づいていく。

「キャハハハハハッ!!」

ムクりと床から立ち上がり、顔を上げたエオナの顔は先程の憎悪に満ちた顔とは違い、優越感でいっぱいの笑みを浮かべている表情だった。

「ったくも、突然の事で爆笑しちゃったわ・・・アンタたちが五月蝿いから起きちゃったじゃない・・・まぁ、久し振りに外にでれたから別にいいけどー・・・」

「・・・クロス様・・・これって・・・」

さっきまでと明らかに様子の違うエオナを見て、何か訴えたいのだろうか、クロスの袖をクイクイッと引っ張る。
クロスはそんなアイリスを宥めるように彼女の頭を優しく撫でる。

「・・・やっと出てきたか・・・アンタがこの依頼人を大分困らせている悪魔だな・・・」

クロスはそう言うと、1歩エオナに近づく。

「・・・正解。」

そう言うとエオナ・・・エオナの身体に巣食う悪魔が笑みを浮かべる。

「こうなった以上は仕方ないな・・・彼女から出ていってもらおうか・・・」

クロスはそう言うとエオナの身体を支配している悪魔を軽く睨みつける。
悪魔はクロスの顔を真剣に見つめるなりニヤリと不気味な笑みを浮かべる。

「・・・あら、貴方凄く綺麗な顔してるのね・・・それじゃぁこの子の変わりにアンタの身体くれるって言うならこの子から出て行ってもいいわよ・・・」

悪魔はそう言うとクロスの身体に寄り添い、妖しい瞳でクロスを見つめ、指でクロスの唇をそっと撫でる。
クロスは右手でその手を掴むとニコッと微笑み、左手に鎖のついた十字架を持つ。

「・・・そうか・・・ならこうするしかないみたいだな・・・」

クロスがそう言うと、鎖がついた十字架が瞬く間に光りだし、刀の形へと変化していく。
悪魔はその様子を見るなり、クロスに掴まれた手を払いのけ、後ろへと後ずさりする。

「・・・あら、女の子には暴力振るっちゃダメってお母さんに言われなかった・・・??」

「女の子・・・?お前は悪魔だろ・・・??」

クロスは悪魔の言葉に少し含み笑いをしながら握っている瞬く間に光りだしている刀を更に力強く握る。

「アハハッ、それもそうね・・・でもこの身体はあくまでもこの女のモノよ・・・??」

「私は悪魔以外の者は傷つけない主義でね・・・」

「あら、じゃぁその言葉信じちゃおっと!!!!」

悪魔はその掛け声と共に悪魔はクロスに襲い掛かりに行く。
クロスはすごい勢いで自分の方に向かってくる悪魔に刀を振りかざす。

悪魔は小さく舌打ちして床を蹴り上げ、身軽に宙を舞い、軽々と床に着地する。

「・・・ねぇ、聖職者さん。私はどうしてこいつにこの刻印焼き付けてやったと思う・・・??」

そう問われたクロスは悪魔に支配されているエオナの顔を見る。
悪魔はクロスに笑顔を向けたままだった。

「・・・さぁ?悪魔の考えていることなんか興味ないな・・・」

クロスはそう言うと、悪魔の方に刀を突き立てる。
すると悪魔はフッと笑みを漏らすと、自分の顔・・・エオナの左半分の顔をそっと触る。

「1つは自分の美しさに浮かれている女を苦しめるため。
2つはどうせ私の身体になるんだったら、この方がインパクトあって良かったかなー?って思って
3つは人間の身体でも自分の能力、ちゃんと出せるように・・・」

悪魔の声が3人だけがいる空間の中で虚しく響き渡る。


クロスは未だに悪魔に十字架の刀を突き立てたままだった。






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