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[5] 『短編小説』について『小説なんでも大事典』サン*】  top↑

短編小説短編小説(たんぺんしょうせつ)は文学作品の内容ではなく、その形態による分類の一呼び名。ショートショート、中篇小説、長編小説に対して言われるものである。一般に原稿用紙約数枚~80枚程度の作品がこれに該当する。主にホラーやSFなどの作品で見受けること .....
03'05(Sun) 短編小説:落款―エピローグ
倉澤愛葵:クラサワアキ・・・12歳。姉の異常な愛情のせいで小学校にもいけず、孤独な監禁生活を送っている。
倉澤愛遊:クラサワアユ・・・17歳。実の弟・愛葵を溺愛するあまり、自由のない監禁生活をさせる。愛葵の子供を妊娠中。
空野未来:カラノミライ・・・14歳。監禁生活を送る愛葵が監禁部屋の小さな窓を通して出会った大阪弁の少年。
1人の少年が1つの墓前に花を添える。

「・・・愛葵、久し振りやな・・・」

少年は目の前の墓前にそう呟くとにっこりと微笑む。


――あれから1ヶ月がたった。

あの忌々しい事件はニュースに取り上げられ、姉と弟の心中という形になって伝えられた。
1ヶ月たった今でも多くのニュースで取り上げられている。
世間の人間の間でも新しい記憶として残っていることだろう。

司法解剖の結果で姉が弟の子供を孕んでいたということが、世間で大きな話題となった。

あのニュースを見る度に未来は息が詰まってしまいそうになるほど哀しみで胸が苦しくなる。

最初ニュースで知った時、未来は愛葵を失った哀しみでご飯も食べれなかった程にショックを受けていたのだが、落ち込んでいても愛葵は2度と還ってこないという現実を痛感し、愛葵の分まで前向きに生きることにした。

不登校生だった未来だが、今では中学校にだって行っている。

「・・・なぁ、聞いてやあき・・・俺、また女の子に告白されたんやで・・・??ええやろ・・・」

未来は愛葵の墓前にしゃがみ込んで、一生懸命話しかける。

端から見れば可笑しいかもしれないが、未来にとってはこれがココに来た時の日課だ。
未来は暫らく墓前に向かって1人喋っていた。

「・・・あき、お前もう自由になれたんか・・・??天国でちゃんと笑えてるか・・・??」

――死人にくちなし

未来がそう問いかけても愛葵の声は聞こえることはない。

「やっとあんな真っ暗な部屋から解放されてこんな日当たりのええとこにおるんや・・・やっぱり外はエエやろ??」

未来は空を見上げる。

暖かい気候、カラッと晴れた雲1つない青空に眩しく輝く太陽。
まさに快晴。

こんなに清々しい日は久し振りだった。

「・・・俺、お前の分まで必死に生きたるさかいな・・・見といてな、俺の生き様・・・ってなんちゃってーアハハ」

――ザァァ

その瞬間、心地良い風が未来を横切る。
風で樹の枝につく青々とした無数の葉が音を立てて揺れる。

「・・・あき・・・」

未来はそう呟くと立派に立っている樹を見つめ、優しく微笑む。
樹はまだ嬉しそうに葉を躍らせている。

未来には心地良く吹いた風は愛葵が吹かせたものだと感じていた。

「・・・まぁええわ、愛葵また来るな。ほな、それまで!!」

未来はそう言うと愛葵の墓前に笑顔を向けてからその場を離れていく。


―――みらい、ありがとう・・・


未来の耳元で風に乗って小さく聞こえた幼さの残った声。

未来は墓前に背中を向けたまま1人嬉しそうに微笑んだ。


今日は快晴。

風が静かに優しく吹いている。


①心の距離→肉体だけの繋がりを持つ少年に密かな恋心を抱く少女の話。(R18) 公開延期
②君の瞳に映るもの→進路で悩む少年と全盲の少女の恋の話。
③落款→実の姉に監禁され、暗い世界だけを見てきた少年がみた外の世界とは・・・??(R18)
④堕ちた果実→吸血鬼となってしまった少年とその彼女の悲しい話。
⑤ホラーストーリーズ→少女が案内する恐怖の世界。







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[5] 『短編小説』について『小説なんでも大事典』サン*】  top↑

短編小説短編小説(たんぺんしょうせつ)は文学作品の内容ではなく、その形態による分類の一呼び名。ショートショート、中篇小説、長編小説に対して言われるものである。一般に原稿用紙約数枚~80枚程度の作品がこれに該当する。主にホラーやSFなどの作品で見受けること .....
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