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03'16(Thu) 悪魔の子を身籠った少女
こんにちわ、いや、こんばんわ??
今宵は皆様に少しお話をしようと思います。

それは、とても可哀想な思いをした、悪魔の子を身籠った少女のお話・・・



むかーし昔、ある国のある街で1人の美しい少女がいたんだ。

その少女はまさに美しく、聖母マリアのような気品に満ち溢れた女だったのさ。

栗色のその髪からは甘い花の薫りがして、虫の代わりに男がよく群がってきた。

深いマリンブルーの海色の瞳は誰もが惹きつけられ、彼女に溺れたものさ。

ほんのり赤い唇から紡がれる甘い声は男共を皆イチコロにさせたんだ。

かなり容姿に恵まれた彼女、男はいくらでも手に入るが、手に入らないものもあった。

それはたった1人の男さ。

え・・・男はいくらでも手に入るんじゃねぇのかって・・・??

そりゃ、手に入るさ。
なにせ彼女はそりゃ大変美しかったからね。

しかし彼女が望んだ男は違ってね、彼女とは違うと相思相愛の女がいたんだ。

しかもその女、彼女ほど美しくなくてね・・・可の序はそれが不満だったのさ。

そこで彼女は愛しの彼を自分に振り向いてもらうためにいろんな手を使って誘惑した。
しかし、残念なことに彼女は処女だったんだ。

顔は美しいが、大人の色気を知らない彼女は彼を振り向かせる事ができなかったのさ。

彼女は自分の力ではどうにも出来ないと思い、結果、教会で神頼みさ。

”嗚呼、神よ・・・彼をどうか私にください”

彼女は握り合わせた両手に想いを込めて神に祈った。

するとどうだろう?
ありえないことが起きたのさ。

なんと十字架の前には背中に羽が生えた端麗な顔立ちの男が・・・
その姿はまるで”天使”だった。

彼女は神のご加護だと大喜びってわけ。

”お前は何を望むんだ”

彼女の前に降り立った天使は彼女に問う。

”私には愛おしい人がおります。その人を私に振り向かせて欲しいのです。”何でもします”お願いです・・・彼を私に・・・”

彼女は必死に目の前の天使に縋り付いた。
彼がほしい、彼を私に振り向かせて・・・!!
それほどにあの男が愛おしかったのさ。

天使は彼女の願いを聞き入れるといい、彼女と”契り”を交わしたのさ。
だけど彼女は気付かなかった・・・彼の背中から生えている翼の色が黒かった事に・・・

それからというものの、彼女とあの愛しの彼の距離はいきなり急接近!
そしてあの彼は相思相愛だった女を捨てて彼女を選んじまったのさ!!

”天使”様と契りを交わした彼女は彼が手に入って大満足だった。
そして”天使”様と会った教会に行って、感謝の意を表すため祈ったんだ。

するとまたあの時の”天使”様が再び彼女の前に降り立ったのさ。

”天使様、貴方様のお陰で彼と私は相思相愛の仲になれました・・・どう感謝すればいいのか・・・”

”そうか・・・よかったな”

その時の”天使”様の微笑みといったら美しいのなんのって、彼女は輝かしい”天使”様の微笑みにノックダウン!!

”どうか感謝の意を現せてくださいませ、なんでもいたしますので・・・”

”そうか・・・君がそういうならそうさせてもらおう”

”天使”様の言葉に彼女は背筋が凍る思いをした。
その時の”天使”様の微笑みはさっきと打って変わって禍々しさが漂ったんだ。
それはまるで・・・”悪魔”だった。

そう、彼は”天使”ではなく”悪魔”だったのさ。

そして彼女は皮肉にそのまま悪魔に処女を奪われてしまったのさ。
悪魔にとって女の処女は力の糧となりうるからね。

彼は処女の彼女に目を付けて彼女に近づいたんだ。
そう・・・最初から彼女はこの悪魔にはめられていたのさ、可哀想に・・・。

彼女は泣き叫んで抵抗した。
けど悪魔になす術もなく、あっけなく長くて忌々しい夜は過ぎていったのさ。

ほどなくして彼女は妊娠してしまったのさ。
自分を犯した忌々しい悪魔の子を・・・

周りは彼女の噂をしたんだ。

――あの美しさで男を誘惑して遊んでたんだよ

――やぁねぇ、結婚もしていないのに汚らわしい

――あの子成人もしてないんでしょう?今の若い子は何をするのか分からないわね

たちまち噂は街中に広がって彼女を汚いもの扱いさ。
何せこの時代既婚者でもない女の妊娠はそうなかったからねぇ。
未婚で妊娠しちまうのは娼婦だけだったからね。

可哀想に・・・悪いのは自分じゃなくて、自分を汚していったあの忌まわしい悪魔なのにね。

彼女は身籠った子を堕胎しようと自分の腹を鈍器で殴ったり、身が染みるような冷水を浴びたり・・・
だけど気味が悪いことにその子供は流れなかったんだ。

それで仕方なく彼女は子供を産んだ。
その子は元気な子供だったよ。

いくらあの悪魔の子供だろうと、自分がおなかを痛めて産んだ子供だ。
彼女は出来る限りその子を可愛がってあげた。

だけど子供が成長する度にあの悪魔を思い出してしまう。
金髪や深い青の瞳という姿はまさにあの悪魔そっくりだった。

いつしか彼女は子供を見るたびにあの悪魔のされたことを思い出し、鬱になってしまったんだ。
そして子供に手をあげるようになってしまったんだ。

”貴方を見ていると吐き気がするわ、私の前から消えなさいよ!!”

”気持ち悪い子、貴方なんて私の子供じゃないわ!!”

”やっぱり貴方は悪魔の子よ!!汚らわしい!!!”

そうヒステリーを起しては子供に暴力三昧。
子供の身体は痣だらけ。

でも子供ってのは気丈なんだね。
母親の事を憎まなかったよ。

むしろ母親を慕っていたのさ。
ペンで母親の絵を描いてはそれを彼女に上げたり、
母親のために道に咲いた綺麗な花をつんできたり・・・

子供の純粋さってのは心を動かすものだね。
母親は自分が子供にしてきた事に罪悪感を感じ始めたんだ。

”罪もないこの子になんて酷い事を・・・”

だけどその罪悪感がダメだったんだろうか。
母親は自分が子供にした罪を今、償わんと自殺してしまったのさ。
大きな川に架かる橋の上から身投げして、川の底から突き出ていた杭に突き刺さって串刺しになったのさ。

さぁ、彼女の可哀想な人生はここで終わったんだ。
これで物語りもお終い!

え・・・その後彼女の可愛い息子はどうなったんだって・・・??
そうか、肝心なことを言い忘れていたよ。

その後息子は”悪魔狩り”として立派に生きたさ・・・
母親を犯し、ここまで追い詰めた悪魔の父親を怨んでね。

だけど彼は所詮、悪魔と人間の間に生まれた罪の子―ハーフリリス。
人々に迫害される存在の彼の人生も相当苦労したものさ。

おっとそれはまた別のお話し・・・
まぁ、人間の人生なんて誰しも残酷なものさ。


皆・・・みんな・・・ね??

では、これでお話しは終わりにします。
また皆様に会えることを心よりお待ちしております・・・


余談:この話の”息子”は偽りの悪魔の誰かさんです。







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