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03'22(Wed) 偽りの悪魔②―8
「やだぁ・・・女の子にそんな物騒なもの突きつけちゃって・・・怖いわねぇ。」

エオナを支配する悪魔が、自分に突きつけられている十字架の刀の刃先を指で撫でる。

すると瞬く間にクロスの刀が光だし、刃先に触れている悪魔の指から全身にすざましく電撃が走り、悪魔はすぐさま刃先から指を離す。

刃先に触れていた指がただれて、肉の焼ける匂いが鼻を劈く。
悪魔は自分―もといエオナのただれた指先を唾を飲んで見つめる。

ただ、面白がって触れてみただけだったのにこうなってしまうとは思いもしなかったのか、このような事態に未だに電撃の衝撃が残る恐怖が全身を駆け巡り、冷や汗がおのずと滲み出てくる。

「女の子・・・お前が・・・??」

クロスはただ茫然としている悪魔に不敵な笑みを見せる。

「お前はただの悪魔だろう・・・?」

「フフッ、そうね・・・」

悪魔はクロスの不敵な笑みを見て、自分も口端を上げる。

「・・・お前を浄化してやるよ・・・」

「そう・・・なら、殺す前に殺せ。ね・・・!!!」

悪魔は語尾を強く発音すると背中から蝙蝠のような大きな翼を広げ、クロスに向かっていく。

クロスは自分に向かってくる悪魔に刀を一振りする。
それが悪魔の翼に見事当たり、片翼から骨が折れるような鈍い音をたてたと同時に悪魔が体制を崩す。

「・・・なるほど・・・お前の能力とはこの翼か・・・??」

クロスの十字架の刀についている鎖が、先ほどのクロスの攻撃で捥げてしまっている悪魔のツバサを捕らえる。

悪魔は翼を捕らえられ、思うように飛べなくなってしまう。

「この翼を出すことによって魔力を放出するらしいな・・・」

クロスは十字刀の鎖を強く引っ張ると悪魔が呻き声を上げる。
悪魔は翼が背中から引き千切られる感覚に襲われる。

「・・・!・・・殺してやる・・・ぶっ殺してやる!!!!」

痛感で狂いだした悪魔は泣き叫ぶようにヒステリーを起した瞬間、竜巻のような威力の強い風が、たちまち悪魔の周りを取り巻く。

目の前に引き込まれてしまいそうになるほどの風にクロスも黙って見守っていたアイリスも圧倒されてしまう。

やっとの思いで風が止んだかと思うと、十字刀の鎖の先には、翼を捕らえたはずの悪魔が消えている事に気付いたクロスは辺りを見渡す。

「クロス様!!」

アイリスの叫び声でクロスは振り返ると、目の前には悪魔がすでにおり、鋭い爪をむき出してクロスを八つ裂きに、と言わんばかりに鋭い爪を振りかざす。

クロスは攻撃される前に避けたのだったが、一歩遅かったのか鋭い爪は頬を掠め、クロスの綺麗な白い頬に1筋の切れ筋が生まれ、そこからつぅと血が流れる。

「あらあら、傷1つもなかった美しい顔が傷物になっちゃったわね・・・でも次はそれだけじゃ済まされないわよ・・・??」

悪魔はそう言って不気味な笑みを浮かべると、クロスの首筋目掛けて突き刺そうと、再び鋭い爪を振りかざした。

クロスは十字架の刀で振り払おうとするも、悪魔との距離が近すぎてそれには無理がある。

「いやぁぁああぁぁ!!クロス様!?!」



アイリスの叫び声が無常にもクロスの耳から直接頭の中へと響き渡る。






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