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11'13(Sun) 偽りの悪魔①―8
突然のリサの大きな声にクロスは後ろを振り返る。

「・・・どうしたの・・・リサさん」

リサの横に居たアイリスはどうしたのと言ってそうな顔でリサを見つめる。

「・・・確かに・・・私は悪魔退治をあなたにお願いしました。だけど・・・その今いる悪魔は父です・・・」

確かに今そこに居る悪魔は父の身体から変形したものだ。しかも腕をクロスに斬られてしまっている。リサは黙っては見ていられなかった。

「私も・・・その悪魔には一刻も早く消えてほしいです。けど・・・それじゃぁ父は・・・どうなっちゃうんですか・・・」

リサはその悪魔が消えると同時に父も消えてしまうんじゃないか。そういう思いがしてなかった。

「・・・リサさん。前にも言ったと思いますがあなたのお父さんは多分もう魂をこいつに喰われてしまっている・・・それに今のお父さんの身体のこいつの姿でもお父さんの姿の時でもお父さんの魂の一欠けらの気配がないんだ。その証に魂の亡くなった君のお父さんの身体はこの悪魔の意のままだ・・・
・・・だからお父さんはもう死んでいるも同然なんだ・・・。も2度とは返っては来ない・・・」

「う・・・嘘・・・嘘でしょ??ねぇ・・・嘘って言ってよぉ・・・」

クロスの言葉はリサにとって悲しい宣告だった。

もう父には会えない・・・そう思うとリサは心が押しつぶされそうな思いだった。

【クッ・・・ガハハハハハハハハハハハ!!!】

すると悪魔が下品な笑い声を上げだした。

クロスが悪魔を睨む。

「どうした・・・お前のせいで悲しんでる人間を見て可笑しいか・・・??」

【アァ!可笑シクテ腹ガ壊レルクライ笑ッテシマイソウダヨ!!!ソウダ聖職者ァ!オ前ノ言ウ通リ、コノオレガコノ女ノ親父ヲ喰ッテヤッタンダゼ!!シカシホント面白イヨナァオメェラノ親父ハヨォ!!】

そして悪魔は更に続ける。

【ドコデ知恵身ニ付ケタンカ知ラネエケド、オ前等ノ御袋死人トシテ生キ返ラセヨウナンカ考エヤガッテサァ・・・ソコヲオレガ親父ノ魂ト引キ換エニ手伝ッテヤルッテ言ッタラ騙サレテルノモ知ラネェデ易々ト手ェトッテサ・・・馬鹿ジャネエノカ?シカモソノ御袋殺してヤッタノオレダッテ分カリモシナイデサァ・・・】

「えっ・・・今なんて・・・」

リサは悪魔が言ったことを聞き逃さなかった。それはクロスもアイリスも同じだった。リサの顔には驚きの表情が滲み出ていた。

悪魔はククッと笑い、血がボタボタと威勢よく流れる右腕を左手で押さえながらリサの方を見て発言を続ける。

【アァ、ソウサ・・・オ前ノ御袋ハ確カニオレガ殺シタンダヨ!オ前ラミタイナ幸セ家族ナンカ見テルト苛々シテクンダヨ、ダカラ悪戯シテヤッタンダヨ!マァ、オレガコウナル事ニナルトハ思ワナカッタケド】

「どうして・・・どうしてこんな・・・」

悪魔の言葉にリサは絶望した。この悪魔は私から父を奪い、母までも奪っていたなんて思うと悲しさや悔しさや憎らしさや色んな感情で胸が一杯になってきた。

「・・・あんたほんと酷いね・・・」

アイリスは怒りの眼差しを悪魔に向けそう言うと悪魔はニタァと嬉しそうな顔をして笑う。

【オレハ悪魔ダカラ・・・ナ!!!】

そう言うと悪魔は目の前で佇んでいるクロスに片一方しか無くなった大きな左手を縦に凄いスピードで振り落とす。だがクロスはそれを軽々と片手で止めた。そして悪魔を蔑んだ赤い瞳で見る。

「・・・D級の風情が・・・お前はとことん醜い奴だ・・・そういう奴は早く消えろ。」

そしてクロスは悪魔を見ている大きい赤い瞳が妖しく光る。

【・・・ッ!!!】

悪魔はクロスのその瞳を見て初めて恐怖を覚え、身体が竦んで思うように動かなかった。

【クッソォ!ナンデコノオレガ聖職者ナンカニ気圧サレテルンダァ!!】

悪魔はそう叫ぶと右足でクロスを蹴ろうとした瞬間悪魔の腹にグサリとクロスの十字架の剣が刺さり悪魔は動けなくなり、そこからまた赤黒い血が流れたしてくる。

「・・・終わりだ、天国に逝ってこい」

【ギャァァァアアァァァァアアァァァアアアアァァ】

クロスが一言そう言うと悪魔は悲鳴を上げ跡形もなく消えていった。




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