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11'20(Sun) 悲恋歌①―3
大したことはないのですが少々微エロ気味です!!
小説をご覧になりたい勇敢なお方は反転してください!!

「澪夜・・・入ってもいいかい??」

「優駿様来て下さったの?お入りになってください。」

2人が出会ってから優駿は週に4回ほどのペースであの澪夜の部屋に通っていた。
別に何をするわけでもなく、ただ話し合うだけだった。
優駿も澪夜もこの2人でいる時間が何よりも楽しかった。

優駿はこの遊郭に通う事に少々照れていたのだが、澪夜に会えると思うだけでそんな感情はどこかに行ってしまった。

優駿がいる澪夜の部屋からはいつも互いの笑い声が聞こえていた。

「・・・私、優駿様とこうやって話せる事が楽しみなのです・・・だから、この時間がとても愛おしいのです・・・」

澪夜が女神のように美しい微笑を優駿に向ける。
それを見た優駿の他の男に劣らない綺麗な顔から優しさ一杯の表情が現れる。

「僕もだよ・・・この時間があるからこそ、毎日を楽しく生きられるんだ。
君に会うまでは毎日がとても嫌で仕方なかったんだよ。」

優駿はそう言うと澪夜に微笑み頭を優しく撫でてやった。
澪夜は優駿の優しい掌を感じると安心した表情を見せ、子供のように無邪気に笑った。

「私・・・優駿様にそう言ってもらえると凄く嬉しくて・・・安心するんです。」

澪夜はそう言うと顔を赤らめた。
澪夜の頬が照っているなんとも可愛らしい顔を見ると優駿も少し顔を赤くさせた。

そんな2人の様子はとても初々しかった。

この時2人は互いに惹かれあっていた。
澪夜は優駿の外見上の劣らぬ美しさだけでない、透き通るように美しく純粋な心。
優駿は澪夜の絶世の美しさはともかく、その心の弱さ、脆さにどこか惹かれ、自分がこの子を守ってやらなければと思った。

だが2人はまだ互いの想いを伝えられずにいた。
澪夜は遊女、想いが通じ合っていても他の男に抱かれなければならないのは事実で、自分は重荷になるだけ。と優駿は思い。
優駿は大きな財閥の跡取り息子、想いが通じ合っていてもこんな自分では必ずご両親が反対する。と澪夜は考える。

財閥の息子と遊女という身分の差が2人を隔てていた。

優駿が澪夜の部屋に来て約2時間が経った。

「・・・あ、じゃぁそろそろ帰るよ。」

今まで畳に座っていた優駿はそう言うとすくりと立つ。

「なら店の外までお見送り致しますわ。」

澪夜もそう言って立つと、店の外へと向かおうとする優駿の横に並んで襖で仕切られている部屋が並んでいる長い廊下を歩く。

そしてあっという間に店の出入り口の前へと着いてしまった。

「・・・じゃぁ、また来るよ・・・。」

「はい。お待ち致しております・・・」

2人は少しの間見詰め合ってい、澪夜が別れの言葉を言うと優駿は澪夜に手を振って遊郭の店を去っていった。
澪夜は優駿の姿が見えなくなるまで手を振り続けた。

優駿の姿が完全に見えなくなると澪夜は1人切な気を帯びた瞳をして茫然と立っていた。

「・・・さっきの少年は誰なんだ?」

澪夜は自分の隣でいきなり聞こえた声に我に返り、声がした方へ振り向くと、瞳を見開いて驚く。

澪夜の瞳に映るのは優駿とはまた違う綺麗な顔立ちのした20代前半といった長身の青年だった。
澪夜は青年の姿を暫らく見つめるとバツの悪い顔をする。

「・・・何しに来たんですか・・・」

澪夜は鋭く青年を睨む。

「決まっているだろう、お前を抱きにきたんだよ。」

青年は澪夜の耳元でそう囁くと澪夜は耳元にある青年の顔を押し返した。

「・・・最近来なくて安心していたのに・・・知っているでしょう?私は貴方が死ぬほど嫌いだって事・・・」

澪夜は青年の顔を見ずに嫌味を吐くと青年は冷たく笑い澪夜の肩を掴む。

「だけど俺はお前がほしいんだ・・・」

その言葉に澪夜は更に嫌気が刺した。




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