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[44] lこんにちは【delta66サン*】 URL EDIT  top↑

こんにちわ
まるで昼ドラをみるようで。エロもありなのも面白いです。とゆーか文章上手いですよ、母那珂さん! 登場人物の表情が浮かんでくるし。

ところで、いつのまにか日記へのリンクもどーもありがとうございます。
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11'20(Sun) 悲恋歌①―5
めっちゃ大したことはないのですが凄い微妙な微エロ気味です!!
エロない気味ですが、小説をご覧になりたい勇敢なお方は反転してください!!

優駿は己の部屋に入ろうとしたが、一瞬躊躇ってしまう。
だが、どうせ避けては通れない道と意を決して部屋の扉に手を掛け、扉を開き、自分の部屋の中を確認する。

床には赤い絨毯が敷かれており、大きなベッドに敷いてある掛け布団は丁寧に整えられており、真っ白な壁には1枚の風景画が掛けられてある。

そして部屋の中心にあるアンティークな机の後ろに並んでいるソファーには大和撫子とも言える色鮮やかな着物を着た清楚な少女が座っていた。

その大和撫子は優駿の姿を確認すると瞳を輝かせて優駿の方に駆け寄っていく。

「優駿さん、お帰りなさい・・・」

「あぁ、佐和子さん・・・大分待たせてしまってすまない。」

優駿は駆け寄ってきた大和撫子・佐和子に表面上だけの微笑みを見せて、第2ボタンまで外していたカッターシャツの襟にかけていたネクタイを緩めてベッドの上に腰掛ける。
その佐和子も優駿が座っている隣に腰掛ける。

「こうして会うのも随分と久しぶりですわね。優駿さん。」

そういうと佐和子は優駿の手の上に己の掌を重ねる。

「・・・つい3日前に会ったじゃないですか・・・大袈裟な。」

優駿はそう言うと佐和子に苦笑いをする。
そんな優駿をよそに佐和子は優駿の肩に寄り掛かる。

「でも・・・私達は将来夫婦となる婚約者同士なのですよ?本来は毎日会うべきなのです。」

そう・・・優駿と佐和子は婚約者同士だった。
優駿が18歳になる1年後に正式な籍を入れる約束を交わしている。
だが、それは互いの親同士が決めたことで優駿は全くその気がない。
それに今優駿が想っている人は佐和子ではなく、澪夜だ。
好きな女と結婚だなんて優駿には最悪なのだが、優駿の事が昔から好きだった佐和子にとっては好都合だった。

優駿は佐和子の言葉に少し嫌気が刺したが一応笑って誤魔化していた。

「・・・優駿さん、何かつけているんですか??」

優駿の肩に預けていた顔を上げると佐和子は優駿に首をかしげた。

「??どうしてですか・・・?」

優駿は小動物のように可愛らしく首を傾げる佐和子を見て頭に?を浮かべていた。

「優駿さんから椿の華やかな香りがするんです。とってもいい香りの。」

椿の香り・・・
それは澪夜の部屋でいつも感じる男を酔わせるような魅惑の匂いだった。

「・・・どこかで匂いが移っちゃったんでしょうね。」

優駿はそう佐和子に言って誤魔化した。佐和子はその香りに疑問を感じながらもそれ以上は何も問わなかった。

「そういえば、明後日鹿鳴館でまた舞踏会が開かれるらしいのですが優駿様はどうですが??」

佐和子は優駿の手を思いっきり握って瞳を輝かせていた。

「あぁ・・・僕はいいです・・・」

優駿はそもそも鹿鳴館での舞踏会が嫌だった。
皆が似合いもせぬドレスやキッチリとした盛装を着て、不慣れなダンスを踊り、日本も異国の文化くらい知っているのだよ。と異国人に見せ付けると言うのが惨めで嫌だった。

それに異国人は一生懸命慣れぬことをして精一杯背伸びして異国の文化に追い着こうとしている日本人の姿を明らかに馬鹿にしている。
優駿は幼い頃に1度行ったのだが、どうもそういう雰囲気は嫌気が刺し、あれから1度も何があろうとも鹿鳴館には行かなかった。

「そうですか・・・それは残念です・・・」

優駿の返答に佐和子は残念そうな顔をした。

優駿は己の手に上に乗っている佐和子の手を離す。
佐和子は優駿のその行動に瞳を大きくさせて驚いた。

「・・・そういえば優駿さん、最近冷たいのね・・・」

佐和子はそう言うと優駿を軽く冷めた瞳で見る。
優駿はそうかな?と佐和子にまた表面上だけの優しい微笑みを見せると、座っていたベッドから立ち上がり、部屋の扉まで足を動かす。

「えっ・・・ちょっと、何処へ行くんですか??」

佐和子は扉を開き、部屋の外へ出て行こうとしている優駿に少し大きな声で呼び止める。

「ちょっと散歩に出てきます。」

「ちょっ・・・」

佐和子が止めようとするも優駿はバタンと閉めて今は優駿にとって居心地が悪かった部屋を出て行ってしまった。

優駿の部屋に取り残された佐和子は1人茫然と優駿のベッドに座っていた。

「ホント冷たくなったわね・・・そう言えば・・・」

1人ブツブツと呟いていた佐和子は何かを思い出したかのように言葉を詰まらす。

「首の跡・・・」

佐和子は優駿の首筋に在った赤い傷跡を思い出す。
その傷跡の事を聞いても、ただ口を濁らせるだけだった優駿に佐和子は不信感を抱いていた。
それに優駿が自棄に自分に冷たくなり始めたのもその時からだった。

「・・・まさかあの優駿さんに限って女じゃないわよね。そうだったら・・・絶対許さない・・・」

佐和子は今までに見せなかった鋭い瞳をすると、自分の右手親指の爪を噛み始めた。




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