07' «  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 » 09'
--'--(--) スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
comment  trackback  top↑
■コメント投稿フォーム


SUBJ 
NAME 
BLOG/HP 
PASS 
SERCLET[秘信の際はチェックBOXをONにしてね] 
OK? 
■エントリーNo.「スポンサーサイト」のトラックバックアドレス
  http://mi1107.blog17.fc2.com/tb.php/67-d5ace150
11'21(Mon) 悲恋歌①―6
大したことはないのですが少々微エロ気味です!!
小説をご覧になりたい勇敢なお方は反転してください!!

「・・・今日は楽しかったよ、椿。」

青年はそう言うと布団に潜っている澪夜に優しい口調で言う。

「・・・早く帰ってください・・・もう貴方の顔など見たくはありません・・・」

青年の優し気な言葉を澪夜は冷たく突き放す。

「・・・また来るよ・・・」

「早く帰って!!!」

青年の別れの言葉もろくに聞きもせずに澪夜は声を張り上げる。
青年は澪夜の怒りや悲しみがとれる声を聞くと布団に潜っている澪夜に一瞬だけ眼差しを向けるとそそくさと椿の香りがする澪夜の部屋を出て行く。

「・・・うぅ、どうして・・・」

青年が襖を閉める音を確認してから澪夜は声を必死に殺して涙を1粒2粒次々と出して泣いた。

どうして・・・
どうしてこんなに胸が締め付けられるように苦しいの・・・
私は自分が生きていくためいつも通り男に抱かれただけ・・・
たまたま相手が嫌な奴だっただけ、それだけなのに・・・
胸に罪悪感がどっしりと重く圧し掛かっているの・・・

「私を助けてください・・・優駿様・・・」

私の心をいつも諌めてくれる存在・・・
私の心をいつも暖めてくれる存在・・・
私の心をいつも満たしてくれる存在・・・
私に純粋で優しい心を見せてくれる存在・・・
私にいつも優しい微笑を見せてくれる愛おしい存在・・・

「私は・・・あなたが・・・何よりも愛おしいのに・・・」

私の許されぬ想い、抱いてはいけない感情。
神様はこんな私に罰を下されるのだろう・・・

澪夜は本能のままに、泣けるがままに泣こうとしていたが、襖がトントンと2回叩かれる音がしたのに気が付いた。

「椿ー、お疲れ様!!」

襖の叩く音の後に女の声と襖を開ける音が聞こえると、澪夜は今まで布団に潜っていたがゆっくりと布団で胸元を隠しながら上半身を起こし、澪夜は透き通るように白い肌を露にする。

澪夜はまだ微かに視界がぼやけている瞳で部屋に入り襖を閉める女の姿を捕らえる。

「・・・御苑姉様・・・」

澪夜に呼ばれた御苑は神秘的な肩下まである黒髪を耳にかけて、澪夜とはまた違う美しさを兼ね備えた顔から微笑を見せる。

「お疲れのところなんだけど、椿を指名してる人がいるんだけど・・・??」

御苑は畳に散らばっている澪夜の赤く彩られている着物や帯を掻き集めると澪夜に差し出す。
澪夜は御苑に有難う御座いますと一言礼の言葉を述べる。

「あの・・・どうゆうお方なんでしょうか・・・」

「前の・・・ほら!一樹さんと一緒に来てた紳士的な神的な超美少年!!」

御苑の言葉からすると相手は優駿だろう。と澪夜は勘付く。

「でもあの少年ホント美形よねぇ・・・でも西園寺さんも譲らないほどいい男じゃない??其れにさっきまで一緒にいたんでしょう?」

御苑の言葉に澪夜はピクリと反応する。

「それにさっき廊下で見たわよ。あの人、澪夜に興味深々だもんねぇ。
しかもまだ21歳なのによ・・・」

「御苑姉様、すみませんがそのお方の話はなさらないで下さいませんか?
それと私を呼び出してくださっているお方に今日は少し疲れているので宜しければ明日お越しくださいませ。とお伝えいただけますか??」

澪夜は先程まで自分と一緒にいた青年の話しをしだした御苑の発言を無理矢理に止める。
そしてあの男を思い出すだけでも気分が悪くなると云わんばかりの顔を見せる。
御苑はそんな澪夜の様子に少し驚くが澪夜の申した用件を聞くとうん。と頷く。

「・・・そう、じゃぁ今日は休んでなさい・・・」

御苑は心配そうな顔をして澪夜にそう告げると、部屋を出て行った。

「・・・」

御苑が部屋から出て行くのを見送ると澪夜はハァ、と溜息を吐く。
こんな時にあの人に会えない。でも会いたい、あって今の心の苦しさを打ち明けていつものように優しく私に接してほしい、慰めてほしい。
そう心の深い奥底で思っていた。





他のオリジナル小説をご覧になりたい方は左のCATEGORYからお入りくださいまし(*´∀`*)ノ
スポンサーサイト
comment:0  trackback:0  top↑
■コメント投稿フォーム


SUBJ 
NAME 
BLOG/HP 
PASS 
SERCLET[秘信の際はチェックBOXをONにしてね] 
OK? 
■エントリーNo.67「悲恋歌①―6」のトラックバックアドレス
  http://mi1107.blog17.fc2.com/tb.php/67-d5ace150
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。