05' «  123456789101112131415161718192021222324252627282930 » 07'
--'--(--) スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
comment  trackback  top↑
■コメント投稿フォーム


SUBJ 
NAME 
BLOG/HP 
PASS 
SERCLET[秘信の際はチェックBOXをONにしてね] 
OK? 
■エントリーNo.「スポンサーサイト」のトラックバックアドレス
  http://mi1107.blog17.fc2.com/tb.php/90-9945bc26
12'04(Sun) 私の可愛い彼氏・彼女①―3
「・・・ってゆうかさぁ、依織に構ってたら着替える時間なくなっちまったじゃねーか・・・」

未だに俺を背負ってくれている奈央都がはぁーと溜息を吐く。
あっ!そっか次体育だったっけ・・・

「あっ・・・ゴメン・・・」

「いや・・・もういいよ。あーあバスケしたかったのになぁ。」

奈央都は男子の中でも特に背が高い方だから当然のようにバスケが得意だった。
・・・まぁ、俺は小さいし、走り回るのとか正直嫌いだから足手纏いになるだけだけど・・・

謝る俺の方に振り返ってきた奈央都は嫌みったらしい顔を向けてくる。

「だからゴメンって!!」

「いやいや、冗談だって!ほんと依織って面白いよなぁ。」

ハハハと笑う奈央都の背中を俺はジッと睨みつけた。

「今から着替えても多分遅れるだろうけどバスケには出られるだろ?このまま更衣室に行きゃぁいいじゃん・・・それに俺も見学だけど着替えんなきゃいけねーし・・・」

「まぁそのつもりだけどさ・・・こっから更衣室まで遠いからこのまま走るぞ!!」

奈央都はそう言って俺に不敵な笑みを見せると「ちゃんと捕まっとけ」と俺に言うと行き成り走り出した。

「・・・ッおい!ちょっと奈央都!!」

「お前超軽いから、超平気!!」

奈央都はそう言うと更にスピードを上げて走り出した。
奈央都の足の速さに負ぶわれている俺は目が回りそうだった。

時々廊下を歩いている体操服の男子に「よっ!奈央都!!今日も可愛い彼女とラブラブだな!」と冷やかされると奈央都は「手間がかかる彼女でね!」と
冷やかしに乗る。
俺はそんな奈央都に殴りかかりたかったが、振り落とされてしまうのかという恐怖で奈央都の背中にしがみついているのが精一杯だった。

「ふぅ・・・着いた!!」

「・・・お前もっと考えて走れよ・・・」

さっきの猛スピードの恐怖で息をゼェゼェと切らしている俺の言葉に耳を傾けず、口笛を吹いている奈央都に俺はバツの悪い顔をする。

・・・こいつ・・・

「おい!もう立てるよな??」

「・・・まぁ多分・・・」

俺に振り向いてくる奈央都に俺はコクリと頷くと、奈央都は背負っていた俺を降ろす。

「・・・さんきゅ・・・」

俺はまだ少し膝を震えさせながら、今まで腰を抜かしていた俺を負ぶってくれていた奈央都に一応礼を言うと奈央都はニッコリと笑って俺の頭をポンポン叩いてきた。

「・・・ってゆうか時々思うんだけどさぁ、マジで依織の学ランぶかぶかだなぁ。」

奈央都は俺を暫らく見降ろしてから自分のロッカーの前に行って着替え始めた。

・・・そういえば、学ラン買った時に「3年間のうちに背伸びるからでかいの買え。」って親に駄々こねて大きいサイズの買ってもらったけど、
中学生になって144cmから150cmくらい伸びたけど、もう随分伸びていない。
ってゆうか縮んだ?

俺はいつも必ず第2ボタンまで開けている学ランの襟元に手をかけるとジッと学ランを見つめる。

・・・まぁまた伸びるだろ・・・
虚しさを隠して自分に言い聞かせながら俺も着替え始めた。

「・・・ふーん、依織ってまじ色白で細いなぁ・・・ってうわっ!何だそれ!!」

学ランの下に来ていたTシャツを脱いでいると、行き成り後ろから声が聞こえたのでビックリして反射的に後ろを振り向くと、もう既に体操服に着替えた奈央都がいた。

「・・・ビックリした・・・んだよ行き成り・・・」

「えっ・・・うんや、お前の背中にすっげー引っ掻き傷が・・・」

えっ?っと俺は必死に視線を背中に合わそうとしたが全く見えず、俺の背中をまじまじと見ていた奈央都が「鏡見たら?」と言うので部屋の隅にある等身大の鏡の前まで行き、また自分の背中を映し出す。

「・・・なんだこれ・・・」

俺の背中の中心には5本の引っ掻き傷が2箇所にあった。
しかも俺は必要以上に肌が白いから引っ掻き傷が余計に目立ってる。
俺は背中の傷に絶句していると奈央都が俺のロッカーの前で苦笑いしていた。

「依織・・・なんかキスマークといい、背中の引っ掻き傷といい昨日マジで頑張ったんだな・・・っていうかお前ってエロイなぁ!!!!」

奈央都はそう言うと苦笑から大爆笑へとなった。

「しかし・・・男の理想、華奢で超美少女な依織がヤるとは・・・これまた面白いネタができたな・・・」

「・・・俺は女じゃねぇだろぉが!!!」

俺は鏡の前から立ち去り、腹を抱えて苦しそうに大爆笑している奈央都に近づいていくと、奈央都の頬にストレートを決めた。




他のオリジナル小説をご覧になりたい方は左のCATEGORY小説一覧からお入りくださいまし
(*´∀`*)ノ
スポンサーサイト
comment:0  trackback:0  top↑
■コメント投稿フォーム


SUBJ 
NAME 
BLOG/HP 
PASS 
SERCLET[秘信の際はチェックBOXをONにしてね] 
OK? 
■エントリーNo.90「私の可愛い彼氏・彼女①―3」のトラックバックアドレス
  http://mi1107.blog17.fc2.com/tb.php/90-9945bc26
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。