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12'04(Sun) 私の可愛い彼氏・彼女①―4
みんなの掛け声や足音、ボールが激しく床に撞く音が響いている体育館で俺は1人隅っこで大人しく座っていた。

あれから結局体育には遅れて参加して、先生に怒られたけど奈央都はバスケできてるし、俺は1人見学している。

・・・でも・・・
どうしても気になることがある。

今朝のあの美女のこと。
俺に残っている腰のだるさやキスマークや背中の引っ掻き傷からしては昨日の晩に・・・その・・・男女の云々かんぬんがあったと思うけど俺にはいまいち納得行かなかった。

「・・・思い出せネェ・・・」

俺には昨日の晩の記憶がなかった。
思い出そうと考えると、今朝から続く頭痛が邪魔して思い出せない。
第一、あの美女がなんで家にいたのかも分かんねぇ・・・

”キュ~~"

人が昨日のあるまじき事態の真相を掴もうと頭捻って考えていたら今度は頭痛じゃなくて、空腹からくる腹の音で邪魔された。

「・・・そういえば昨日の晩も今朝も何も喰ってねぇ・・・」

俺は恥ずかしさから顔を真っ赤にして、腹を押さえる。
まだ3時間目だぜ・・・??もうちょっと頑張ってくれ俺の腹!!

「・・・そういえば昨日姉貴何処行ってたんだよ・・・」

いつもなら姉貴が晩飯作ってくれるのに・・・

「・・・って、あっ!!思い出した!!!」

俺は思わず叫ぶと、クラスの男子がいっせいに俺へと視線を向ける。
俺はその視線から逃げるように顔を逸らした。

  昨日の晩・・・

俺はソファーに座って1人部屋でテレビを見ていた。

姉貴はまだ帰って来ねぇし、母親は会社社長で忙しいから家に帰ってこずにどっかのマンション借りて生活してるし、父親は俺がガキの頃に死んでるし・・・俺はこの家に姉貴と2人暮らしだった。

俺は暢気にテレビを見ていると、家のチャイムの音がしたのでソファーから立つと、イヤホンから聞きなれた声が聞こえる。

「依織ー??私、華織ー!!早く開けてー!!」

・・・姉貴だ・・・

俺はチャイムを鳴らしている相手が姉貴だと分かると重い足取りで玄関に向かい、ドアを開ける。

「ただいまー!!」

ドアを開けると両手にコンビニの袋を持った姉貴が出てきた。

「・・・今までどこほっつき歩いてたんだよ・・・」

俺は背の高い姉貴を見上げる。

「んー?あのさぁ、家の鍵忘れた忘れたから友達と遊んでいたのよ!ってことで友達、家に歓迎するから!ほら!憂妃でてきて!!」

姉貴がそう言うと姉貴の後ろから女の子が出てきた。
・・・すげぇ美人だ・・・

腰くらいまであるウェーブのかかったフワッとしている軟らかそうな髪、クリッとした大きな瞳に長い睫毛、高くとおった鼻筋に透き通るように白い肌。

あんまり女子に興味を持たない俺でもビックリするほどの美貌だった。
テレビとかで見るの女優とかアイドルなんかより美女と言える美女だった。

「この子峰岡憂妃、15歳で私と同じ学校の同じクラスで親友!んで、こっちが私の弟の依織!!」

「・・・こんばんわ・・・」

「・・・ども・・・」

俺は一礼してきた美女に軽く挨拶をする。
俺の顔をジーっと見つめてくる美女に俺はちょっと顔を赤くする。

「えっ・・・何何?依織ってば憂妃に惚れちゃったの??まぁ、憂妃はそこら辺の女なんかより格別に美人だけど!!」

俺は姉貴を睨むと美女がクスクス笑う。

「・・・なんですか・・・」

「ううん、ゴメンなさい・・・依織君って顔小さいし、髪の毛柔らかそうだし、声も高いし、瞳がパッチリしてて、小柄だしすごく可愛いね。私、こんなに可愛い子見るの初めてで・・・なんだか美少女みたい。」

「そうなんだよねぇ!依織さぁ男の癖して背ぇ低いし、顔可愛いし、声変わりしても声高いし!!」

俺は姉貴をきつく睨むと姉貴はにししと嫌味な笑みを俺に返す。
彼女は満面の笑みを俺に向ける。
だけど俺は対照的に彼女の言葉にムッとした顔をする。
相手は褒めてるつもりだろうけどこっちはいつも美少女とか言われて正直失礼だった。
第一俺は男だし・・・

「・・・ねぇ、可愛い子初めてって言ってたけど私は??」

「あれ・・・だって華織って可愛いじゃなくて美人じゃない」

「・・・うっ!憂妃大好きぃw」

姉貴が美女に抱きつくのを冷たい瞳で見るとハァと溜息を吐く。

「・・・じゃぁ俺、上に上がるわ・・・」

俺はそう行って階段を上がろうとすると姉貴に腕を掴まれて、リビングへと引き摺られていく。

「ちょっ・・・んだよ!!」

「何いってんの!依織も同席でしょ??さぁ!レッツゴー!!」

「ぁっ!!お邪魔します。」

こうして俺は姉貴と美女の食事会?に強制参加させられた。

「・・・やっぱりコンビニ食ってイマイチだろ・・・」

俺はそう言って机の上の空になったコンビニ食を見てから姉貴を見る。

「・・・やっぱり・・・??ゴメンね、憂妃。今度はちゃんと食べられるもの作るから・・・」

「・・・ううん、いいよ!でもまた華織の手作り食べさせてね」

美女が姉貴にそう言った瞬間、何処からか電子音が聞こえてきた。
このメロディーって・・・

「あっ!ゴメン私だ。」

姉貴はそういうとソファーの上に置いていた鞄の中から着メロを流している携帯電話を取り出すと、携帯を開いて電話し始めた。

「もしもし!あっ、幸崎君??・・・うん・・・えっ嘘・・・うん・・・ちょっ!とにかくそこへ行くから待ってて!!」

姉貴は電話の相手と通話が終わると勢いよく立ち上がってソファーの上に置いてあった鞄を手に取る。

「・・・華織・・・幸崎君だったの??」

「うん!ちゃっとなっちゃんが風邪引いて今病院らしいの!!ほら!あぁゆうのが引く風邪って生きるか死ぬからしいのよ!!だから私も行ってくる!!
憂妃せっかくだけどゴメンね・・・もう門限でしょ?長い時間ゴメンね・・・また呼ぶから!じゃぁ・・・っとそれと依織!その机の上のゴミ片付けといてね!!じゃぁ行ってくる!!」

姉貴はそういうと急いで家を出て行った。
取り残された俺はただ茫然とするしかなかった。

「・・・あの・・・さっきの電話の相手分かります??」

イマイチ状況が理解できなかった俺は美女に事情を聞いてみた。

「あぁ、さっきの電話の相手は幸崎君っていって、人当たりが良くて優しい大学生の華織の彼氏。それでなっちゃんっていうのは幸崎君の飼い犬で華織が溺愛しているこ。」

「彼氏の犬であんなに慌てるのかよ・・・」

俺はそんな姉貴に呆れの感情しか出なかった。

「・・・まぁ、華織はあの子のことが気に入ってるのよ・・・」

美女がそういうと俺に向かって微笑む。
・・・この笑顔が余計に可愛く見える・・・

「・・・そういえば姉貴、さっきジュース入れてたよな・・・」

喉が渇いていたのもあったけど、次第に顔が赤くなっていくのが分かった俺はそれを誤魔化そうと冷蔵庫に向かって飲み物を捜す。
そして手前に置いてあったブドウが描かれている缶ジュースを手に取ると勢いよく喉を鳴らしてジュースを飲む。

が、

「ブ----------!!けほっ!んだよこれ!!」

俺は勢いよくそのジュースを吹いてしまった。
俺はいつもと違うジュースの味に疑問を持ってジュースの缶をみるとそこには「アルコール30%」と書かれていた。

「ハァ!?アルコールって酎ハイかよ!!」

「どうしたの・・・いきなり」

事態に気がついた美女が俺のほうへと駆けつけてきた。

「・・・なんでっアルコールがあるんですか!?」

俺がそう言うと美女はえっ?という顔をして俺の顔を覗き込む。

「ウ・・・あいつ、未成年の癖に・・・こんなもん、買うなょ・・・」

うわ、やべー意識が遠退いてきた。

「えっ!ちょっと依織君!?いお・・・」

俺は彼女の声を聞きながら意識を薄れさせていった。




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